とりつくす 意味
- 【取り尽(く)す】
全部取る。すっかり取る。
「魚を―・す」
- うりつくす 【売り尽(く)す】 品物を全部売ってしまう。売りきる。 「在庫を全部―・した」
- やりつくす 【遣り尽(く)す】 物事を十分にする。しつくす。 「防災対策は全部―・した」 ‖可能‖ やりつくせる
- 売りつくす 売り切る
- 知りつくす 熟知する; 十分知る
- 語りつくす 語り尽くす; 語り尽す
- とりつく 【取(り)付く】 ※一※ (動カ五[四]) (1)相手にしっかりつかまって離れない。すがりつく。 「子供が母に―・いて離れない」 (2)物事をやり始める。着手する。とりかかる。 「新しい研究課題に―・く」 (3)立ち向かう。組み伏せようとする。 「垂直な岩壁に―・く」「五人三人―・きて…押し返し押し戻し/仮名草子・竹斎(下)」 (4)手がかりを得る。親しむきっかけをつかむ。
- かたりつくす 【語り尽(く)す】 言いたいことを残らず語る。すっかり話す。 「とても―・すことのできない戦争体験」 ‖可能‖ かたりつくせる
- とりつくろう 【取(り)繕う】 〔「とり」は接頭語〕 (1)破れたところをちょっと直す。修繕をする。 「障子の破れを―・う」 (2)外見だけ飾って,体裁をよくする。 「人前を―・う」 (3)過失などを,その場だけなんとかうまくごまかす。 「失言をなんとか―・う」 (4)身なりを整える。 「御髦(ヒゲ)なども―・ひ給はねばしげりて/源氏(柏木)」 ‖可能‖ とりつくろえる
- つくす 【尽(く)す】 (1)なくなるようにする。(ア)すべて使い切る。 「全力を―・す」「手を―・して探す」「言葉を―・して説得する」(イ)終わらせる。「大海を酌みて水をば―・すとも/三宝絵詞(上序)」 (2)できるかぎりのことをして,これ以上はないという状態にする。きわめる。 「狼藉(ロウゼキ)の限りを―・す」「贅(ゼイ)を―・す」 (3)すべて表現し切る。 「意を―・す」「苦労は筆舌
- とりつ 【都立】 〔「東京都立」の略〕 東京都が設立・経営していること。また,そのもの。 「―高校」
- いいつくす 【言い尽(く)す】 言うべきことをすべて言う。 「言葉ではとても―・すことができない」 ‖可能‖ いいつくせる
- かきつくす 【書き尽す】 write in full;give a full account<of> .
- きつくする 締めつける
- くいつくす 【食い尽(く)す】 食べ物を全部食べてしまう。たべつくす。 「手持ちの食料を―・す」
- しつくす 【為尽(く)す】 残らずしてしまう。しはたす。 「道楽を―・した人」 ‖可能‖ しつくせる
例文
- 16世紀には各地にオーロックスの禁猟区ができたが、それは単に諸侯が自らが狩猟する分の確保のために設けたものでしかなかったため、獲物をとりつくすとともに閉鎖された。