とりつぶし 意味
- 【取り潰し】
とりつぶすこと。特に江戸時代,謀反や不始末を理由に,幕府が大名や旗本の家を断絶させ,領地などを没収したこと。
「主家がお―にあう」
- 取りつぶし 壊滅; 取り壊し; 取潰し; 粉砕; とり潰し; 取り潰し; 取つぶし; 毀し; 打ち毀し; 打ち壊し; 取り毀し; 打壊; 撃滅; 打壊し; 打毀し; 絶滅; 取毀し; 壊し; 取壊し; 打ちこわし; 破壊; 損壊; 打毀; 毀棄; 取潰
- とり-つぶし [0] 【取り潰し】 とりつぶすこと。特に江戸時代,謀反や不始末を理由に,幕府が大名や旗本の家を断絶させ,領地などを没収したこと。「主家がお―にあう」
- とりつぶす 【取り潰す】 〔「とり」は接頭語〕 (1)組織などをなくす。つぶす。 (2)「取り潰し」を行う。 「主家が―・される」 ‖可能‖ とりつぶせる
- すりつぶしたもの 練り餌; ペースト
- つぶし 【腿】 (1)もも。[名義抄] (2)ひざ。つぶぶし。[日葡] (3)くるぶし。[節用集(文明本)] ; 【潰し】 〔動詞「つぶす」の連用形から〕 (1)金属製の器物などを溶かして地金(ジガネ)にすること。また,そのもの。 「―の値段」 (2)あいている時間をいろいろなことをして費やすこと。 「ひま―」「時間―」 (3)「潰し島田」の略。 「しま田わげを―にゆひ/安愚楽
- つぶ-ぶし 【踝】 (「つぶふし」とも) (1) 「つぶなぎ」に同じ。 [和名抄] (2) ひざ。つぶし。 [日葡]
- うつぶし 【空五倍子・空柴】 「五倍子(フシ)」に同じ。中空であるところからこの名がある。 ; 【俯し】 「うつぶせ」に同じ。
- うつぶしめ 【俯し目】 やや下向きかげん。ふしめ。 「大臣殿のふと心得て色も変りて―になり給へりける程に/今鏡(御子たち)」
- うつぶし-いろ [0] 【空五倍子色・空柴色】 五倍子で染めた薄黒い色。
- うつぶし-ぞめ [0] 【空五倍子染(め)】 五倍子の煎汁で灰色に染めること。また,染めたもの。
- うつぶし-め 【俯し目】 やや下向きかげん。ふしめ。「大臣殿のふと心得て色も変りて―になり給へりける程に/今鏡(御子たち)」
- かきつぶし 【書き潰し】 書き損なうこと。また,書き損なったもの。特に,書画の類。
- かき-つぶし [0] 【書き潰し】 書き損なうこと。また,書き損なったもの。特に,書画の類。
- かつぶし 【鰹節】 「かつおぶし(鰹節)」の転。
- きもつぶし 【肝潰し】 非常に驚くこと。
例文
- もっとも、一方では頼遠の武功に免じて、土岐家そのものはとりつぶしはせず、甥に継がせて存続させている。
- 寛政の改革でそのほとんどがとりつぶしになったが、天保13年8月に、残存していた27箇所が、四宿をのぞいて、すべてとりつぶされた。