ないしのつかさ 意味
- 【内侍司】
律令制で,後宮十二司の一。天皇の日常生活に奉仕した。勅や奏の取り次ぎも行うことから奈良末期以降急速にその地位が高まり,平安中期に後宮諸司が廃絶していく中,後宮を代表する官司となった。
- ないし-の-つかさ 【内侍司】 律令制で,後宮十二司の一。天皇の日常生活に奉仕した。勅や奏の取り次ぎも行うことから奈良末期以降急速にその地位が高まり,平安中期に後宮諸司が廃絶していく中,後宮を代表する官司となった。
- あがないもののつかさ 【贓贖司】 律令制で,刑部(ギヨウブ)省の官司の一。罪人の資財などの没収,不正に収得された財物の取り扱いなどをつかさどった。あがもののつかさ。
- いちのつかさ 【市司】 律令制で,都の市(イチ)を管理した官司。左右京職に属し,それぞれ東市司,西市司があった。
- いんのつかさ 【院の司】 ⇒いんし(院司)
- うたのつかさ 【雅楽寮】 ⇒ががくりょう(雅楽寮)
- うまのつかさ 【馬寮】 (1)「めりょう(馬寮)」に同じ。 (2)春宮坊(トウグウボウ)の馬や馬具をつかさどる役所。主馬署(シユメシヨ)。
- うらのつかさ 【陰陽寮】 ⇒おんようりょう(陰陽寮)
- かぎのつかさ 【典鑰】 「典鑰(テンヤク)」に同じ。
- かんのつかさ 【官の司】 太政官(ダイジヨウカン)。また,太政官庁。
- くにのつかさ 【国の司】 「国の守(カミ)」に同じ。
- くらのつかさ 【蔵司・内蔵寮】 (1)後宮十二司の一。神璽(シンジ)・関契,天皇皇后の衣服などの管理にあたった。ぞうし。くらづかさ。《蔵司》 (2)「くらりょう(内蔵寮)」に同じ。
- さけのつかさ 【酒司】 (1)「造酒司(ミキノツカサ)」に同じ。 (2)後宮十二司の一。酒の醸造をつかさどったとされるが,宮内省造酒司(ミキノツカサ)との関係など詳細は不明。
- さまのつかさ 【左馬寮】 ⇒さまりょう(左馬寮)
- たみのつかさ 【民部省】 ⇒みんぶしょう(民部省)
- とりのつかさ 【鳥司】 (1)鳥飼部(トリカイベ)の伴造(トモノミヤツコ)。 (2)平安時代,宮中で時刻を奏した人。鶏人(ケイジン)。
例文
- 内侍司(ないしのつかさ)は、日本の律令官制における役所の一つ。