まやま 意味
- やまやま 【山山】 ※一※ ② (名) 多くの山。また,あちらこちらの山。 「伊豆の―」「―を紅に染める」 ※二※ ◎ (副) (1)心から望み願っているが,実際にはそうできないさま。 「欲しいのは―だが,我慢する」 (2)多いさま。はなはだしいさま。たくさん。はなはだ。 「―カタジケナク/ヘボン」 (3)それが限度であるさま。せいぜい。 「売りさばけられるのは二〇〇台ぐらいが―だ」
- やまやま-いり [0] 【山山入り】 (「出る」を忌んで,「山山」と読んだ語) 出入り。主に商家で用いた。
- あさまやま 【朝熊山】 伊勢市の東,鳥羽市との境近くにある山。海抜555メートル。山頂には金剛証寺がある。朝熊ヶ岳(アサマガタケ)。あさくまやま。 ; 【浅間山】 長野県と群馬県の境にある三重式活火山。海抜2568メートル。数百年ごとに大噴火を繰り返す。浅間の嶽(タケ)。浅間の山。((歌枕))「雲はれぬ浅間の山のあさましや人の心をみてこそやまめ/古今(雑体)」
- あずまやま 【吾妻山】 福島県と山形県の境をなす火山群の総称。西吾妻山(海抜2035メートル)を最高峰とし,東吾妻山・一切経山・吾妻小富士などが東西に連なる。原生林におおわれ,山腹には五色・姥湯(ウバユ)・白布などの温泉がある。
- ありまやま 【有馬山・有間山】 有馬温泉付近の山々。((歌枕))
- いこまやま 【生駒山】 大阪府と奈良県の境にある山。生駒山地の主峰。海抜642メートル。東側中腹に宝山寺,山頂には遊園地や天文台などがある。生駒の嶽。((歌枕))「君があたり見つつも居らむ―雲なたなびき雨は降るとも/万葉 3032」
- かまやま 【竈山】 和歌山市和田にある低い丘。神武天皇東征の際,兄の五瀬命(イツセノミコト)を葬ったという伝承がある地。
- くらまやま 【鞍馬山】 京都市左京区にある山。海抜570メートル。中腹に鞍馬寺がある。((歌枕))「昔より鞍馬の山といひけるは我がごと人も夜や越えけむ/後撰(雑二)」 〔多く「暗し」の意をかけて詠まれた〕
- しまやま 【島山】 (1)島の中にある山。また,全体が山を成している島。 (2)庭の池の中に築いた,山形の島。
- そまやま 【杣山】 木材とするための樹木を植えてある山。そま。
- たかまやま 【高間山・高天山】 奈良県の金剛山の別名。たかまのやま。((歌枕))「高間の山の嶺の白雲/新古今(恋一)」
- まやま-せいか ―セイクワ 【真山青果】 (1878-1948) 劇作家・小説家。仙台生まれ。本名,彬(アキラ)。小栗風葉に師事,自然主義作家として立つが,のち劇界に転じ多くの戯曲を発表。戯曲「玄朴と長英」「元禄忠臣蔵」「平将門」,小説「南小泉村」,研究書「西鶴語彙考証」など。
- やまやき 【山焼(き)】 早春,山の枯れ草を焼くこと。灰が肥料となり,また害虫の卵の駆除になる。﹝季﹞春。《―の明りに下る夜舟かな/一茶》
- やまやく 【山役】 江戸時代の雑税の一。山の木を伐採したときに納めた年貢。
- やまやけ 【山焼け】 (1)山火事。 (2)山で日焼けすること。
例文
- 行きたいことはやまやまですが、あいにく忙し過ぎるのではないかと思います。
- そうしたいのは やまやまですが・・
- そうしたいのはやまやまだけど無理よ
- ええ そうしたいのはnやまやまなんですが...
- ☎戻りたいのはやまやまだ
- お世話になってるから 力になりたいの やまやまだけど
- なべやんのところに早く行きたい 気持ちは やまやまだけど
- 頭山(あたまやま)は落語の演目の一つ。
- 真山仁(まやま じん、1962年-)は作家。
- 玉山区(たまやまく)は、岩手県盛岡市の地域自治区。