偏東風 意味
- へんとうふう ③
地球を帯状にとりまいて東から西に吹く風。赤道地帯の対流圏上層に著しい。下層では,北東もしくは南東の貿易風となる。
- 極偏東風 きょくへんとうふう ⑤ ⇒極風(キヨクフウ)
- 東風 あゆ 東の風。あゆのかぜ。あい。 「―をいたみ奈呉(ナゴ)の浦廻(ウラミ)に寄する波/万葉 4093」 ; こち ① 春,東から吹く風。ひがしかぜ。こちかぜ。﹝季﹞春。 「―吹かばにほひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな/拾遺(雑春)」 ; こちかぜ 「こち(東風)」に同じ。 ; とうふう ◎ (1)東から吹く風。こち。 ⇔西風 (2)春風。
- 南東風 みなみごち ③ 東のやや南寄りから吹く風。
- 強東風 つよごち ◎ 春,東から吹く強い風。﹝季﹞春。《―に群れ飛ぶ荒鵜室戸崎/松本たかし》
- 朝東風 あさごち ◎ 春の朝に吹く風。
- 東風平 こちんだ 沖縄県島尻(シマジリ)郡の町。沖縄本島南部にあり糸満市に接する。
- 偏東航程 東航浬程; 東西距; 東の方向; 東行; 東進; 東 方位; 偏東距離; 東寄りになること
- 偏東距離 東西距; 東航浬程; 偏東航程; 東進; 東 方位; 東行; 東の方向; 東寄りになること
- 東風平間切 小城
- 東風波動 赤道東風波
- 赤道東風波 東風波動
- 馬耳東風 ばじとうふう ① 〔李白の詩「答王十二寒夜独酌有懐」から〕 他人の意見や批評に注意を払わず聞き流すこと。
- 偏析 へんせき ◎ (1)粉粒体が粒度・比重・組成などにかたよりを生じ不均一になること。 (2)金属や合金が凝固する際,不純物や成分元素の濃度分布が不均一になる現象。
- 偏曲 へんきょく ◎ 性質などがかたよっていること。ねじけていること。また,そのさま。 「寛弘にして―ならざる人/西国立志編(正直)」
- 偏格 へんかく ◎ 漢詩の平仄(ヒヨウソク)式で,五言の絶句・律詩の場合は第一句の第二字が平字で起こされるもの,七言の絶句・律詩の場合は第一句の第二字が仄字で起こされるものの称。 ⇔正格
- 偏旁冠脚 へんぼうかんきゃく ◎ 漢字の「偏」「旁(ツクリ)」「冠(カンムリ)」「脚(アシ)」のこと。漢字の構成部分としては,他に「垂(タレ)」「構(カマエ)」「繞(ニヨウ)」などがある。漢和辞書の部首となることが多い。