垂れ込める 意味
- 垂れ込める・垂れ籠める たれこめる ◎④ (1)雲などが低くおおう。 「暗雲が低く―・める」 (2)簾(スダレ)や帳(トバリ)をたれて,部屋の中にとじこもる。 「―・めて春の行方も知らぬまに/古今(春下)」
- 垂れ込み たれこみ ◎ 垂れ込むこと。密告。
- 垂れ込む たれこむ ◎③ ※一※ (動マ五) 密告する。 「警察に―・む」 ※二※ (動マ下二) ⇒たれこめる
- 込める 籠める
- 込める・籠める こめる ② (1)物の中にいれる。詰める。 「ピストルに弾を―・める」 (2)(形に表れない物を)十分に含ませる。 「満身の力を―・める」「心を―・めた贈り物」「特別な意味を―・めた表現」 (3)ひとまとめにする。一括する。 「税を―・めた金額」 (4)霧・霞・煙などが立ち,視界が悪くなる。たちこめる。 「薄い夕烟があたりを―・める/ふらんす物語(荷風)」「街は青い夕靄(ユウモ
- 入り込める 透過性の
- 封じ込める ふうじこめる ⑤ (1)中に封じる。とじこめて外に出られないようにする。 「岩屋に―・める」「悪霊を―・める」 (2)相手の活動・行動などをおさえこむ。 「民衆の声を―・める」
- 引(き)込める ひき-こ・める [4] 【引(き)込める】 (動マ下一) [文] マ下二 ひきこ・む (1) 「ひっこめる」に同じ。 (2) とりこにする。束縛する。「あまり情に―・められて/源氏(帚木)」
- 引{(}き{)}込める ひきこめる ④ (1)「ひっこめる」に同じ。 (2)とりこにする。束縛する。 「あまり情に―・められて/源氏(帚木)」
- 引{(き)}込める ひきこめる ④ (1)「ひっこめる」に同じ。 (2)とりこにする。束縛する。 「あまり情に―・められて/源氏(帚木)」
- 引っ込める ひっこめる ④ 〔「ひきこめる」の転〕 (1)突き出していた物を元の状態にする。また,本来の面よりも内側に下がらせる。 「あわてて頭を―・める」「道路拡張のために,両側の家を一〇メートルずつ―・める」 (2)いったん出した物を納める。 「財布を―・める」 (3)いったん出した要求・提案などを撤回する。とりさげる。 「要求を―・める」「最初の案を―・めて練り直す」 (4)舞台や競
- 引込める 取り戻す
- 弾を込める 装塡する
- 心を込める 心をこめる
- 押(し)込める おし-こ・める [4] 【押(し)込める】 (動マ下一) [文] マ下二 おしこ・む (1) 無理に中に入れる。押し込む。つめこむ。 (2) 狭い所に入れて,外へ出られないようにする。とじこめる。「物置小屋に―・むるなど,おとなげもなき無慈非道/当世書生気質(逍遥)」 (3) 内に隠して,外に表さないようにする。また,胸におさめる。「―・めたるは苦しかりけり/源氏(末摘花)」
例文
- 暗雲が垂れ込める千葉チキンズスタジアムで、今、決勝戦が開始される。
- 戦雲垂れ込める1939年、防諜を目的に「中央駅」(鯖江の、ということであろう)と改称した。
- 理論では全面核戦争が引き起こされた場合、世界各地で熱核爆発により大規模火災が発生、この火災により数百万トン規模のエアロゾル(浮遊粉塵)が大気中に放出され、これが太陽光線を遮る事により数ヶ月に渡って暗雲が地球規模で垂れ込める。