嫋嫋・裊裊 意味
読み方:
意味
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- じょうじょう ◎
(1)なよなよとして風情のあるさま。しなやかなさま。たおやかなさま。
「―たる柳」「―たる美女」
(2)音や声が細く長く続くさま。
「余韻―として尽きない」「曲は―として次第に興を増した/復活(魯庵)」
(3)風がそよそよと吹くさま。
「薫風―として菜花(サイカ)黄波を揚ぐ/花柳春話(純一郎)」
- 余韻嫋嫋 よいんじょうじょう ◎ 余韻が長く残るさま。 「―と鳴る」
- 嫋嫋たる なよらか; 柔らか; 嫋々たる; 柔軟; なよよか; 柔か; 軟らかい; たわやか; なよやか; 軟か; 軟かい; 柔かい; 軟らか; 柔靭; たおやか
- 嫋娜・裊娜 じょうだ ① しなやかなさま。なよなよしたさま。 「―嬋娟たる自然の媚の失せたるを/緑簑談(南翠)」
- 嫌 や ① 「いや(嫌)」の転。 「―な人」「―だなあ」
- 嫋やぐ たおやぐ 柔和に振る舞う。物柔らかになる。 「いとおほどかに,美しう―・ぎ給へるものから/源氏(澪標)」
- 嫌々 仕方なく; やむなく; 渋々; 否否乍ら; いやいや; しぶしぶ; 否々乍ら; やむをえず; やむを得ず; 仕方無しに; 厭々; 仕方なしに; 已むを得ず; 已むなく; 心ならずも; 嫌嫌; 止むをえず; 已むをえず; 不承不承; 厭厭; 止むを得ず; 心ならず; 仕方無く; 渋渋; 止むなく
- 嫋やか たおやか ② 〔「たお」は「たわむ(撓)」の「たわ」と同源〕 姿・形・動作がしなやかでやさしいさま。たわやか。 「―な乙女」「―な山の峰々」「―な舞の手振り」 ﹛派生﹜——さ(名)
- 嫌い きらい ◎ 〔動詞「嫌う」の連用形から〕 (1)きらうこと。いやがること。また,そのさま。 ⇔好き 「好き―がない」「―なもの」 (2)(「…のきらいがある」「…するきらいがある」の形で)気がかりな傾向がある,の意を表す。 「独断専行の―がある」「ともすれば逸脱する―がある」 (3)差別。区別。 「男女の―なく選抜する」 (4)連歌・俳諧で,句の配列上避けること。 →去り嫌
- 嫋か 輪ゴム; ゴムバンド
- 嫌いがある 嫌いが在る