山小屋 意味
- やまごや ◎
山中に建てた小屋。特に登山者の宿泊・休憩・避難などの用にあてる小屋。コッテージ。
- 小屋 こや ②◎ (1)小さく,簡単な造りの粗末な建物。また,仮に建てた小さな建物。 (2)芝居などを興行する建物。 (3)江戸時代,城中や藩主の屋敷内にあった藩士の住居。 (4)「小屋組」の略。 (5)屋根と天井との間にあたる部分。 ; しょうおく ◎ 小さな家。こや。また,自分の家をへりくだっていう語。
- 白山小桜 はくさんこざくら ⑥ サクラソウ科の多年草。高山の湿った草地に生え,また観賞用に栽培される。葉は根生し,さじ形。夏,高さ約15センチメートルの花茎の頂にサクラソウに似た淡紅色の花を数個つける。ナンキンコザクラ。
- 蛍袋・山小菜 ほたるぶくろ ④ キキョウ科の多年草。山野に生える。全体に粗毛がある。高さ約50センチメートル。葉は長卵形。初夏,葉腋や枝頂に淡紅紫色または白色で紫斑のある鐘状花を下向きにつける。釣鐘草。﹝季﹞夏。
- 船小屋・舟小屋 ふなごや ◎ 冬の間,船や船具を入れておくため海辺に設けた小屋。
- の小屋 アンクルトムのこや 【―の小屋】 (原題 Uncle Tom’s Cabin) ストー夫人の小説。1852年刊。信仰心の厚い黒人奴隷トムが白人地主の間を売買され,非業の死を遂げるまでの話。奴隷制度に対する怒りを基調とし,南北戦争の一因となったとされる。
- 仮小屋 掘ったて小屋; バラック; 廬; 宿小屋; 掘立小屋; 掘っ立て小屋; テント小屋; 伏屋; 伏せ屋; 野小屋; 廬屋; 売店; 掘っ建て小屋; スタンド; 茅舎; 掘立て小屋; 小屋; 薦垂; 茅屋; 掘建て小屋; 九尺二間; 檣根枠; 薦垂れ; 仮屋; タバネークル
- 兎小屋 うさぎごや ◎ (1)ウサギを飼う小屋。 (2)日本人の狭い住居を,欧米人が形容した語。
- 和小屋 わごや ◎ 小屋梁の上に束を立てて,棟木・母屋・垂木を架けて屋根を支える日本の伝統的な小屋組。大きい梁間には適さないが,施行が簡便で増改築が容易。
- 定小屋 じょうごや ◎ (1)芝居・見世物などの常設の小屋。 (2)ある俳優が毎月きまって出演する芝居小屋。
- 宿小屋 やどこや ◎ 小屋のような小さな家。
- 寺小屋 寺子屋
- 小屋束 こやづか ②◎ 小屋組に用いられる束。梁(ハリ)の上にあって母屋や棟木を支える。 →小屋組
- 小屋根 こやね ◎ 小さい屋根。二階建ての下屋の屋根や庇(ヒサシ),窓の上につけた屋根など。 ⇔大屋根
- 小屋梁 こやばり ◎ 小屋組みに用いられた梁。陸梁(リクバリ)。
- 小屋組 こやぐみ ◎ 建物の屋根を支えるための骨組みとなる構造。小屋。