山川健次郎 意味
- やまかわけんじろう
(1854-1931) 物理学者・教育家。会津若松生まれ。エール大学に留学,東大総長・九大総長・京大総長などを歴任。
- 藤井健次郎 ふじいけんじろう (1866-1952) 植物学者。石川県の生まれ。東大教授。植物形態学と細胞遺伝学に業績を上げた。日本最初の遺伝学講座を開き,欧文の細胞学雑誌 Cytologia を創刊。
- 高柳健次郎 たかやなぎけんじろう (1899-1990) 電気工学者。静岡県生まれ。東京高工(現東工大)付属教員養成所卒。1926年,ブラウン管を用いて「イ」の字の映像受信に成功。アメリカのツウォーリキンに半年遅れでアイコノスコープを製作するなど,テレビジョンの開発・研究に尽力。
- 山川 さんせん ◎ 山と川。自然の景色。 「―草木」 ; やまかわ ② (1)山と川。山や川。 (2)松江の銘菓。松平不昧(フマイ)の好み。細かい糯(モチ)米に少量の塩味が加えられた押物。 ; やまかわ 姓氏の一。 ; やまがわ ◎ 山の中を流れる川。 ; やまがわ 薩摩半島の南端,鹿児島県揖宿(イブスキ)郡にある町。島津氏の琉球貿易港,のち漁業基地として繁栄。町内各
- 次郎 じろう ① (1)二番目に生まれた男子。次男。 (2)同類の中で二番目のものを擬人化していう。 「筑紫―」
- 山川の やまがわの (1)山川の流れの激しいことから「激(タギ)つ」にかかる。 「―激つ心を塞かへてあるかも/万葉 1383」 (2)山川の「音」から「音にのみ聞く」にかかる。 「―音にのみ聞く百敷(モモシキ)を/古今(雑下)」 (3)山川の水の浅い意から,「あさまし」にかかる。 「さを鹿の爪だにひぢぬ―あさましきまでとはぬ君かな/拾遺(恋四)」
- 山川水 やまがわみず 山中の川を流れる水。 「あしひきの―の音に出でず/万葉 3017」
- 山川石 凝灰岩でもろい
- 中上健次 なかがみけんじ (1946-1992) 小説家。本姓,中上(ナカウエ)。和歌山県生まれ。紀州熊野の風土や地縁血縁関係を描き,民俗・物語・差別の問題を追究。「枯木灘」「地の果て 至上の時」「熊野集」など。
- 山川万里 さんせんばんり ⑤ 山川を隔てて遠く離れていること。
- 山川草木 性質; 自然
- 山川菊栄 やまかわきくえ (1890-1980) 女性運動家。東京生まれ。女子英学塾卒。山川均と結婚。伊藤野枝らと赤瀾会を結成し,女性解放運動に活躍。第二次大戦後,労働省婦人少年局初代局長。
- 深山川蜻蛉 ミヤマガワトンボ
- 万次郎 ジョン-まんじろう ―マンジラウ 【―万次郎】 中浜万次郎
- 与次郎 よじろう (1)京都で,乞食の頭(カシラ)の通称。 「相の山の―の小屋が此の間の風で谷へ吹き落された/滑稽本・膝栗毛 5」 (2)「与次郎人形」の略。