華族女学校 意味

• かぞくじょがっこう
  1885年（明治18）下田歌子らにより設けられた学校。華族子女の教育に携わったが，1906年学習院女学部として合併。
  
  

• 女学校    じょがっこう ② （１）女子の学校。 （２）旧制の「高等女学校」の略。女子に中等程度の教育を授けた。
• 明治女学校    めいじじょがっこう 1885年（明治18），木村熊二が創立した私立学校。巌本善治が第二代校長を務めキリスト教主義に基づく教育が行われ，相馬黒光・野上弥生子らを輩出した。1908年廃校。
• 高等女学校    こうとうじょがっこう ⑥ 女子に必要な高等普通教育を授けた旧制の中等学校。修業年限は四年または五年。高女。
• 女学    じょがく ①◎ 女子のおさめるべき学問。また，女子の学ぶ学校。 「追々と―も御取建(オトリタ)ての時勢に向つて/夜明け前（藤村）」
• 新華族    しんかぞく ③ 明治時代に，旧大名・旧公卿でなく，特別の勲功によって華族に列せられたもの。
• 旧華族    きゅうかぞく ③ 1869年（明治2），華族制度の設定と同時に華族に列せられた旧公卿と旧大名。華族令による維新の功臣などの新華族と区別していう。
• 学校    がっこう ◎ 一定の場所に設けられた施設に，児童・生徒・学生を集めて，教師が計画的・継続的に教育を行う機関。学校教育法では，小学校・中学校・高等学校・大学・高等専門学校・盲学校・聾学校・養護学校および幼稚園を学校とし，ほかに専修学校・各種学校を規定する。 →大学校
• 女学生    じょがくせい ② 旧制女学校の生徒。現在では，主に高校・中学の女生徒をいう。
• 公家華族    くげかぞく ③ もと公家で，明治維新後に華族になったもの。大名華族・武家華族に対していう。
• 堂上華族    どうじょうかぞく ⑤ 明治維新後華族となったもののうち，もと公家の家柄のもの。
• 大名華族    だいみょうかぞく ⑤ 江戸時代の大名で，明治維新後に華族になった者。 →公家(クゲ)華族
• 奈良華族    ならかぞく ③ 奈良興福寺の公家(クゲ)出身の僧侶で，明治維新後，特に勅命によって還俗し華族に列した人々の称。
• 武家華族    ぶけかぞく ③ 江戸時代の武家で，明治になって華族になったもの。 →大名華族 →公家華族
• 華族会館    かぞくかいかん 華族の社交のための集会所。東京都千代田区永田町にあった。1874年（明治7）創立。