違え棚 意味
読み方:
意味
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- ちがえだな ③
「違い棚」に同じ。
- 違え たがえ (1)たがえること。 「邪神善神の御―,色にあらはれ内にこもりてみゆるなり/愚管 7」 (2)「方違(カタタガ)え」の略。 「―こそはせましか/蜻蛉(下)」 ; ちがえ 〔動詞「ちがえる」の連用形から〕 交差させること。 「二番めに持つた者,其の上に―に置く/狂言・三本柱」
- 人違え ひとちがえ ③ 「ひとちがい」に同じ。
- 取違え 心得ちがい; 勘違; 考え違い; 誤認識; 心得違; 誤想; 心得違い; 勘違い; 思い違い; 誤解
- 夢違え ゆめちがえ ③ 悪い夢を見たとき,災いを避けるようにまじないをすること。 「明日はうらなひ,―,違へても祈りても返らぬ後の悔やみ言/浄瑠璃・氷の朔日(下)」
- 寝違え ねちがえ ◎ 寝ちがえること。
- 方違え かたたがえ ③ 陰陽道(オンヨウドウ)の説により平安時代以降行われた風習。外出の際,目的地が禁忌の方角に当たる場合,前夜に別の方角に行って泊まり,方角を変えてから出発したこと。また,作事などが禁忌の方角に当たる場合に,いったん他に宿泊してその忌を他所に移したりした。院政期に最も盛んに行われた。かたいみ。かたたがい。 →方塞(カタフタ)がり
- 筋違え すじかえ ◎ 「すじかい(筋交・筋違)」に同じ。
- 見違え みちがえ ◎ 「見違い」に同じ。
- 違える たがえる ③ (1)一致しないようにする。くいちがわせる。 「彼とは道を―・えることになった」 (2)背くようにする。 「約束を―・える」「かの遺言を―・へじ/源氏(桐壺)」 (3)方違(カタタガ)えをする。 「二条院にも同じすぢにていづくにか―・へむ/源氏(帚木)」 (4)まちがえる。 「所―・へてけり/蜻蛉(中)」 〔「たがう」に対する他動詞〕 ; ちがえる ◎ (
- 間違え まちがえ ③ 「間違い」に同じ。
- し違える 蹴躓く; 失敗する; 為損じる; 仕損う; 仕損なう; し損じる; 躓く; 間違う; 為損ずる; 蹴つまずく; 誤る; まかり間違う; 為損う; 過つ; し損ずる; 為でかす; 仕でかす; 仕出かす; 為誤る; 遣り損じる; とちる; しくじる; 為損なう; し誤る; 失策する; 間ちがう; し損なう; やり損なう; 間違える; シクる; しくる; 仕損じる; 為出かす; 為違える; 挫折する
- とり違える 間違える
- 入れ違える いれちがえる ⑤ (1)間違って入れる。 「中身を―・える」 (2)互い違いになるように入れる。 〔中世後期にはヤ行にも活用した。「ニンジュヲイレチガユル/日葡」〕
- 刺(し)違え さし-ちがえ ―チガヘ [0] 【刺(し)違え】 刀などで刺し違えること。
- 刺(し)違える さし-ちが・える ―チガヘル [0] [5] 【刺(し)違える】 (動ア下一) [文] ハ下二 さしちが・ふ互いに相手を刀などで刺し合って死ぬ。「敵の大将と―・える」