あおっ-ぽ・い 意味
- アヲツ― [4]
【青っぽい】
(形)
(1)青みを帯びている。「―・い双子の著物(キモノ)を著たお銀であった/黴(秋声)」
(2)若くて世間知らずである。未熟だ。「―・い考え方」
関連用語
おっ-ぽ: ヲツ― [3] 【尾っぽ】 しっぽ。尾。「馬の―」
おっ-ぽ・る: [3] 【おっ放る】 (動ラ五) (「おっ」は接頭語) 「放る」を強めた俗な言い方。放り出す。放ったままにする。「仕事を―・って遊びほうける」
ぽ・い: (接尾) (形容詞型活用) 名詞,動詞の連用形などに付いて,そのような状態を帯びている意を表す。多く上の語との間に促音が入って,「っぽい」の形で用いる。…の傾向が強い。いかにも…という感じがする。「あきっ―・い」「赤っ―・い」「やすっ―・い」「ほこりっ―・い」「子供っ―・い」
あおっぱな: 【青っ洟】 子供などが垂らす青っぽい粘りけのある鼻汁。あおばな。
あおっぽい: 【青っぽい】 (1)青みを帯びている。 「―・い双子の著物(キモノ)を著たお銀であった/黴(秋声)」 (2)若くて世間知らずである。未熟だ。 「―・い考え方」
あおっ-ぱな: アヲツ― [0] [4] 【青っ洟】 子供などが垂らす青っぽい粘りけのある鼻汁。あおばな。
あきっ-ぽ・い: [4] 【飽きっぽい】 (形) 飽きやすい。「―・い性質」 [派生] ――さ(名)
あだっ-ぽ・い: [4] 【婀娜っぽい】 (形) 美しくなめまかしい。色っぽい。「―・い姿をした湯帰りの芸者/羹(潤一郎)」 [派生] ――さ(名)
あらっ-ぽ・い: [4] [0] 【粗っぽい】 (形) 大まかである。粗雑だ。おおざっぱだ。「仕事が―・い」 [派生] ――さ(名)
いろっ-ぽ・い: [4] 【色っぽい】 (形) 異性をひきつける性的魅力がある。特に女性にいうことが多い。なまめかしい。「―・い目つき」 [派生] ――さ(名)
きざっ-ぽ・い: [4] 【気障っぽい】 (形) きざなようすである。きざな感じがする。「―・い身なり」
くろっ-ぽ・い: [4] 【黒っぽい】 (形) (1) 黒みを帯びている。 (2) 玄人(クロウト)らしい。「―・くなつてきたな/歌舞伎・小袖曾我」
ぐちっ-ぽ・い: [4] 【愚痴っぽい】 (形) 愚痴をこぼしがちである。「年を取って―・くなった」
しけっ-ぽ・い: [4] 【湿気っぽい】 (形) 何となく湿気を帯びているようである。「―・い空気」
しめっ-ぽ・い: [4] [0] 【湿っぽい】 (形) (1) 湿り気が多く,じめじめしている。湿度が高くて,じとじとしている。「雨が降り続いて家の中が―・い」 (2) 人々の気分や話の調子に活気がなく沈んでいる。陰気くさい。「話がだんだん―・くなる」 [派生] ――さ(名)