あじむらの 意味
- 騒がしく鳴くことから,「騒く」にかかる。
「―騒き競(キオ)ひて/万葉 4360」
関連用語
あじむら: アジガモの群れ。 「山のはに―さわき行くなれど/万葉 486」
あじむら-の: アヂ― 【䳑群の】 (枕詞) 騒がしく鳴くことから,「騒く」にかかる。「―騒き競(キオ)ひて/万葉 4360」
あじ-むら: アヂ― 【䳑群】 アジガモの群れ。「山のはに―さわき行くなれど/万葉 486」
むらの: 【村野】 姓氏の一。
つじむら: 【辻村】 姓氏の一。
ふじむら: 【藤村】 姓氏の一。
めいじむら: 【明治村】 愛知県犬山市にある野外博物館。明治期の建物が風俗資料とともに移転・復元されている。
つじむら-いすけ: 【辻村伊助】 (1886-1923) 登山家。神奈川県生まれ。東大卒。植物研究のためヨーロッパに渡り,アルプスに登山。箱根湯本で農園を経営したが,関東大震災の際に遭難。著「スウィス日記」「ハイランド」
つじむら-たろう: ―タラウ 【辻村太郎】 (1890-1983) 地理学者。神奈川県生まれ。東大教授。日本の地形学を体系づけ,断層・準平原・氷河地形などを研究。文化地理学・景観地理学の開拓にも努めた。著「地形学」「景観地理学講話」
ふじむらさき: 【藤紫】 (藤の花のような)薄い紫色。
ふじむら-つくる: フヂムラ― 【藤村作】 (1875-1953) 国文学者。福岡県生まれ。東大教授。近世文学,特に西鶴を研究。研究雑誌「国語と国文学」「むらさき」「解釈と鑑賞」を創刊し学界の発展に寄与した。著「上代文学と江戸文学」「評釈西鶴全集」,編「日本文学大辞典」など。
ふじむら-ふみお: フヂムラフミヲ 【藤村富美男】 (1916-1992) プロ野球選手。広島県生まれ。阪神タイガースに所属。物干し竿とよばれる長バットを使用し,打者として活躍。
むらのある: まだらの
むらの-しろう: ―シラウ 【村野四郎】 (1901-1975) 詩人。東京生まれ。慶大卒。新即物主義に基づく,明晰で視覚的な作品を書き,のち人間実在の様相を凝視する内面的な詩風に移った。詩集「体操詩集」「実在の岸辺」「亡羊記」など。
むらの-とうご: 【村野藤吾】 (1891-1984) 建築家。佐賀県生まれ。早大卒。晩年は曲線を駆使した自由な造形で知られる。代表作にそごう百貨店・宇部市民館・世界平和記念聖堂・箱根プリンスホテルなどがある。