あみさす 意味
- 【網さす】
鳥網を張る。
「ほととぎす夜声なつかし―・さば/万葉 3917」
関連用語
すみさす: 【隅扠首】 回り縁の縁板下の出隅から縁桁(エンゲタ)に四五度の角度で突き出した隅木。縁隅木。
のみさす: 【飲み止す】 飲みかけて中途でやめる。 「ビールを―・して席を立つ」
よみさす: 【読み止す】 読むのを途中でやめる。 「本を―・して,外出する」
さす: 焼き畑のこと。もと武蔵国に多くある「指谷(サスガヤ)」という地名はこれに由来するといわれる。 ; 【叉手】 (1)「さしゅ(叉手)」に同じ。 (2)「扠首(サス)」に同じ。 ; 【刺す】 (1)細長くて先の鋭い固い物を,他の物の中に無理に突き入れる。つきさす。 「注射針を腕に―・す」「指にとげを―・した」「短刀で人を―・す」「暴漢に―・される」「団子をくしに―・す」「とどめを―
あみ: 【醤蝦・糠蝦】 甲殻綱アミ目のエビに似た節足動物の一群の総称。体長1~2センチメートル。体は透明。雌には哺育嚢(ホイクノウ)がある。ほとんどが海産で,日本近海で約一三〇種が知られるが,汽水・淡水にすむ種もある。飼料や釣りのまき餌にしたり,塩辛・佃煮(ツクダニ)など食用にする。 ; 【阿弥】 ⇒阿弥陀号(アミダゴウ) ; 【網】 (1)糸や針金などを編んで枡形(マスガタ)の目を表し
寄さす・任さす: よさす 〔動詞「寄す」の未然形に,尊敬の助動詞「す」の付いたもの〕 おまかせになる。委任なさる。 「速須佐之男命,―せし国を治めずて/古事記(上訓)」
くさす: 【腐す】 (1)悪意をもって他を悪く言う。こきおろす。けなす。 「他人の仕事を―・す」 (2)「くさらす」に同じ。 「気ヲ―・ス/日葡」 ‖可能‖ くさせる
さすが: 【刺刀】 (1)腰に差す短刀。腰刀。 「六郎殿の―は蝦夷(エゾ)の突き折れ/田植草紙」 (2)細工用の小刀。 ; 【刺鉄】 鉸具(カコ)についている,釘(クギ)形の止め金。鐙(アブミ)や革帯の金具として用いた。
さすず: 【砂錫】 花崗岩(カコウガン)や鉱脈から風化によって分離されたスズ石が,砂や礫(レキ)とともに堆積したもの。スズの原料鉱石。マレー半島からバンカ島・ビリトン島にかけての地帯が世界最大の産地。流錫(リユウシヤク)。
さすて: 【差す手】 舞の手の一。前方へ差し出す手。
さすり: 【摩り】 建築で,二つの面が同じ平面にあること。ぞろ。つらいち。
さする: 【摩る・擦る】 〔「さ」は接頭語か〕 指先や手のひらを当てて,軽く滑らせるように動かす。軽くなでる。 「病人の腰を―・る」 ‖可能‖ さすれる
さす・る: [0] [2] 【摩る・擦る】 (動ラ五 [四] ) (「さ」は接頭語か) 指先や手のひらを当てて,軽く滑らせるように動かす。軽くなでる。「病人の腰を―・る」 [可能] さすれる
さす-が: [0] 【刺刀】 (1) 腰に差す短刀。腰刀。「六郎殿の―は蝦夷(エゾ)の突き折れ/田植草紙」 (2) 細工用の小刀。
さす-がみ: 【指す神・差す神】 「天一神(テンイチジン)」に同じ。転じて,さし出てじゃまをするもの。「今日は左右に―がござあるに依て/狂言・引敷聟」