えんじょうじ 意味
- 【円成寺】
奈良市忍辱(ニンニク)山町にある真言宗の寺。山号,忍辱山。もと忍辱施寺と称し,756年唐僧虚滝(コロウ)の開基。のち,京都鹿ヶ谷の円成寺を移して現号に改称。本尊の阿弥陀如来は定朝作と伝え,また運慶作の大日如来を蔵している。白山堂・春日堂は鎌倉時代の作で国宝。
例文
- 圓乘寺陵(えんじょうじのみささぎ)。
- 圓成寺、円成寺(えんじょうじ)は、日本における仏教寺院。
- 円城寺 あや(えんじょうじ あや、1960年8月22日 - )は、日本の女優。
- 円成寺(えんじょうじ)は、奈良市忍辱山町(にんにくせんちょう)にある真言宗御室派の寺院。
- 円城寺 満(えんじょうじ みつる、1910年 - 1983年7月13日)は1940年代~1960年代にかけて活躍した元プロ野球審判員。
関連用語
えんじょうじっしょう: 【円成実性】 〔仏〕 三性の一。円満に諸法の功徳を成就する実性の意。煩悩(ボンノウ)や妄執を去ったときに明らかになる真理。真如。実相。
えんじょう: 【円成】 〔仏〕 円満に仏の心を成就すること。 ; 【炎上】 〔古くは「えんしょう」〕 火が燃え上がること。特に,神社や仏閣・城・船などの大きな建造物が燃えること。 「城が―する」
ぞうじょう-えん: ―ジヤウ― [3] 【増上縁】 (仏) (1) 他の物事が生ずることを助ける働きをする縁。 (2) 浄土教で三縁の一。弥陀(ミダ)の名号を唱えれば,臨終のときに聖衆の来迎を受けて必ず往生できること。
えんじょう-じ: ヱンジヤウ― 【円成寺】 奈良市忍辱(ニンニク)山町にある真言宗の寺。山号,忍辱山。もと忍辱施寺と称し,756年唐僧虚滝(コロウ)の開基。のち,京都鹿ヶ谷の円成寺を移して現号に改称。本尊の阿弥陀如来は定朝作と伝え,また運慶作の大日如来を蔵している。白山堂・春日堂は鎌倉時代の作で国宝。
りえんじょう: 【離縁状】 夫が妻を離縁するとき,その理由を書いて妻に渡す書状。近世,離縁状の授受がないと再婚できなかった。去状(サリジヨウ)。暇状(イトマジヨウ)。三下半(ミクダリハン)。
あんじょうじ: 【安祥寺】 京都市山科区にある高野山真言宗の寺。山号は吉祥山。848年恵運(エウン)の創立。応仁の乱で荒廃,家康の保護で復旧した。五智如来像五体を安置する。
おんじょうじ: 【園城寺】 滋賀県大津市園城寺町にある天台宗寺門派の総本山。俗に三井寺ともいう。山号,長等山。七世紀頃の創建。858年円珍が唐より帰朝して延暦寺別院とし,死後天台宗内の対立から993年に延暦寺と分離。以後,延暦寺が山門と呼ばれるのに対し寺門と呼ばれる。黄不動画像・金堂・経堂・勧学院客殿など文化財が多い。
たんじょうじ: 【誕生寺】 (1)千葉県安房郡天津小湊町にある日蓮宗の寺。山号,小湊山。1276年日蓮の誕生の地を記念して法弟日家(ニツケ)が建立。 (2)岡山県久米郡久米南町にある浄土宗の寺。山号,栃社山。1193年法然の誕生の地に熊谷直実(蓮生坊)が創建。
ほんじょうじ: 【本成寺】 新潟県三条市にある法華宗陣門流の総本山。山号,長久山。1297年日印の開創,日朗の開山。江戸時代に本成寺と本圀寺に分裂。1876年(明治9)日蓮宗本成派を称し,さらに98年に法華宗を公称。
かげんじょうじょ: 【加減乗除】 加法と減法と乗法と除法。四則演算。
じょうじゅえん: 【成趣園】 ⇒水前寺公園(スイゼンジコウエン)
ぞうじょうえん: 【増上縁】 〔仏〕 (1)他の物事が生ずることを助ける働きをする縁。 (2)浄土教で三縁の一。弥陀(ミダ)の名号を唱えれば,臨終のときに聖衆の来迎を受けて必ず往生できること。
きえんばんじょう: 【気炎万丈】 大いに気炎を揚げること。意気盛んなこと。また,そのさま。
きえん-ばんじょう: ―ヂヤウ [0] 【気炎万丈】 (名・形動) 大いに気炎を揚げること。意気盛んなこと。また,そのさま。
けちえん-かんじょう: ―クワンヂヤウ [5] 【結縁灌頂】 三種灌頂の一。花を諸仏に投げ,その当たった仏像を宿縁あるものとして仏縁を結ばせる。広く在家の人々にも仏縁を結ばせるために行う。