かく-ぶんれつ 意味
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【核分裂】
(1)(物) トリウム・ウラン・プルトニウムなどの原子核が陽子・中性子・アルファ線・ベータ線との衝突によって,ほぼ同じ質量の二つの原子核に分裂すること。分裂の際に二,三個の中性子が放出される。これを利用してさらに連鎖反応を起こさせると,大きなエネルギーを放出することができる。これが原子爆弾や原子炉での基本的な反応となっている。
(2)(生物) 細胞分裂の過程で,核が分裂し二つの嬢核を形成すること。
関連用語
かくぶんれつ: 【核分裂】 (1)〔物〕 トリウム・ウラン・プルトニウムなどの原子核が陽子・中性子・アルファ線・ベータ線との衝突によって,ほぼ同じ質量の二つの原子核に分裂すること。分裂の際に二,三個の中性子が放出される。これを利用してさらに連鎖反応を起こさせると,大きなエネルギーを放出することができる。これが原子爆弾や原子炉での基本的な反応となっている。 (2)〔生物〕 細胞分裂の過程で,核が分裂し二つの
げんし-かく-ぶんれつ: [6] 【原子核分裂】 核分裂
げんしかくぶんれつ: 【原子核分裂】 ⇒核分裂(カクブンレツ)
ぶんれつ: 【分列】 分かれて並ぶこと。また,分けて並べること。 ; 【分裂】 (1)いくつかに分かれること。 「党が二つに―する」 (2)(ア)生物の細胞・組織・器官・個体などが二つまたはそれ以上に分かれること。(イ)単細胞生物および多細胞生物における無性生殖の主要な方法。
ぶんれつ-しき: [4] [3] 【分列式】 軍隊の儀礼的行進の一。各部隊が隊形を整え,順次に行進して観閲者の前で規定の敬礼を行うもの。
むし-ぶんれつ: [3] 【無糸分裂】 細胞分裂の一型。染色体や紡錘体の形成を伴わずに核が二分する。病的に変性した細胞の分裂。直接分裂。 有糸分裂
いけい-ぶんれつ: [4] 【異型分裂】 (生) 減数分裂で二回続いて行われる核分裂のうち,接合していた相同染色体が分離する際の分裂。還元的分裂。 同型分裂
ぶんれつしき: 【分列式】 軍隊の儀礼的行進の一。各部隊が隊形を整え,順次に行進して観閲者の前で規定の敬礼を行うもの。
ぶんれつ-きしつ: [5] 【分裂気質】 クレッチマーの分類による気質の一。非社交的・控えめ・きまじめで,感情が極端に敏感だったり,逆にひどく鈍感だったりする。
ぶんれつ-そうち: ―サウ― [5] 【分裂装置】 分裂期の細胞にみられる染色体・紡錘体・中心小体・星状体などの細胞小器官の総称。娘染色体群の分配と細胞の分裂に関与する。種子植物には中心小体と星状体は存在しない。
ぶんれつ-そしき: [5] 【分裂組織】 細胞分裂を行なっている細胞よりなる組織。細胞は小さく,原形質に富み,細胞壁は薄い。植物の茎や根の成長点や形成層などがこれにあたる。 永久組織
ぶんれつ-びょう: ―ビヤウ [0] 【分裂病】 精神分裂病
むしぶんれつ: 【無糸分裂】 細胞分裂の一型。染色体や紡錘体の形成を伴わずに核が二分する。病的に変性した細胞の分裂。直接分裂。 ⇔有糸分裂
ゆうし-ぶんれつ: イウシ― [4] 【有糸分裂】 細胞分裂の一型。染色体や紡錘体などの糸状構造の形成をともなう細胞核の分裂様式。真核生物に最も普遍的にみられる。体細胞分裂と減数分裂とがある。間接分裂。
いけいぶんれつ: 【異型分裂】 〔生〕 減数分裂で二回続いて行われる核分裂のうち,接合していた相同染色体が分離する際の分裂。還元的分裂。 →同型分裂