かまくら-ぶっきょう 意味

発音を聞く:
  • ―ブツケウ [5]
    【鎌倉仏教】

    鎌倉時代の仏教。平安末期の浄土宗を先駆として,臨済宗・浄土真宗・日蓮宗・曹洞宗・時宗などの諸宗派が新たに興隆し,一方旧来の諸宗派の中からも優れた僧が出現した。

関連用語

        かまくらぶっきょう:    【鎌倉仏教】 鎌倉時代の仏教。平安末期の浄土宗を先駆として,臨済宗・浄土真宗・日蓮宗・曹洞宗・時宗などの諸宗派が新たに興隆し,一方旧来の諸宗派の中からも優れた僧が出現した。
        ぶっきょう:    【物狂】 〔「ものぐるい」の漢字表記「物狂」を音読みした語〕 (1)きちがいじみていること。 「―の人にて悪しき様にや/盛衰記 19」 (2)あきれたこと。心外なこと。 「『なうなうおぢやれ,物いはう』『ああ―や』/狂言・猿座頭」 ; 【仏教】 〔仏陀が説いた教えの意〕 紀元前五世紀(一説に六世紀)に釈迦が開いた宗教。インドにおこり,ほぼアジア全域に広まった。この世を苦しみ
        こじ-ぶっきょう:    ―ブツケウ [3] 【居士仏教】 寺院で生活する僧侶の仏教に対して,在俗の信徒の仏教。インドの維摩経(ユイマギヨウ)は,その意義を説く代表的な経典。中国では多くの文人が在家の信徒であったし,白蓮社(ビヤクレンシヤ)もその一。日本では伝来以来,在家の仏教が重視され,明治以降は仏教復興の運動として主張された。
        ぶっきょうか:    【仏教家】 仏教を信仰する人。仏教を研究する人。
        ぶっきょう-か:    ―ケウ― [0] 【仏教家】 仏教を信仰する人。仏教を研究する人。
        ぶっきょう-がく:    ―ケウ― [3] 【仏教学】 (信仰の立場を離れ)仏教を研究する学問。
        ぶは-ぶっきょう:    ―ブツケウ [3] 【部派仏教】 釈迦の死後百年頃から数百年の間に成立した二〇の部派による仏教。初め保守的な上座部と進歩的な大衆部に分かれ,のちに前者の系統が一一部,後者の系統が九部となった。これら二〇の部派を小乗仏教というのは大乗仏教側からの批判的呼称。
        げんしぶっきょう:    【原始仏教】 初期のインド仏教。釈迦の開教から部派の分裂が始まる前までの仏教。ほぼ釈迦の教えがそのまま遵奉されていたとみなされる。根本仏教。
        げんし-ぶっきょう:    ―ケウ [4] 【原始仏教】 初期のインド仏教。釈迦の開教から部派の分裂が始まる前までの仏教。ほぼ釈迦の教えがそのまま遵奉されていたとみなされる。根本仏教。
        こじぶっきょう:    【居士仏教】 寺院で生活する僧侶の仏教に対して,在俗の信徒の仏教。インドの維摩経(ユイマギヨウ)は,その意義を説く代表的な経典。中国では多くの文人が在家の信徒であったし,白蓮社(ビヤクレンシヤ)もその一。日本では伝来以来,在家の仏教が重視され,明治以降は仏教復興の運動として主張された。
        こんぽん-ぶっきょう:    ―ケウ [5] 【根本仏教】 (1) 原始仏教。 (2) 釈迦自身の教え,あるいはその直弟子たちの時代までの仏教。
        さんがく-ぶっきょう:    ―ケウ [5] 【山岳仏教】 仏教の一形態。人里離れた山中に寺院を構えて修行するもの。平安時代の天台宗・真言宗や修験道など。
        ざいけぶっきょう:    【在家仏教】 出家して僧になることなく,俗人の立場で信仰する仏教。また,俗人の信仰の意義を評価する仏教。
        ざいけ-ぶっきょう:    ―ケウ [4] 【在家仏教】 出家して僧になることなく,俗人の立場で信仰する仏教。また,俗人の信仰の意義を評価する仏教。
        なんでん-ぶっきょう:    ―ケウ [5] 【南伝仏教】 南方仏教のこと。

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