せんちゅうわみょうるいじゅしょう 意味

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  • 【箋注倭名類聚抄】
    「倭名類聚抄」の注釈書。狩谷棭斎(エキサイ)著。一〇巻。1827年成立。著者没後の83年(明治16)刊。諸本を校勘し,和漢にわたる詳密な考証を漢文体で記す。

関連用語

        わみょうるいじゅしょう:    【倭名類聚鈔】 〔「わみょうるいじゅうしょう」とも〕 辞書。源順著。醍醐天皇皇女勤子内親王の命で撰進。承平年間(931-938)の成立。一〇巻本と二〇巻本がある。一〇巻本は約二五〇〇の漢語を天地・人倫など二四部一二八門に意義分類し,主に漢籍から引用して語釈を示し,あわせて音注と万葉仮名和訓を付する。二〇巻本は,さらに薬名・官職名,日本の国郡郷駅などの地名を加え,全体を三二部二四九門に分類す
        せんちゅうるい:    【線虫類】 線虫綱の袋形動物の総称。体は細長く,断面は円形。体表は平滑で厚い角皮でおおわれる。多くは動植物に寄生し,回虫・鉤虫(コウチユウ)・住血糸状虫など人畜に害を与えるものも多い。円虫類。ネマトーダ。
        るいじゅみょうぎしょう:    【類聚名義抄】 字書。編者未詳。平安末期成立。仏・法・僧の三部に,漢字を一二〇の部首によって排列し,字形・字音・釈義・和訓を示す。釈義・和訓とも出典を明示する原撰本と,出典は示さず釈義が少なく和訓が多い改編本がある。両者とも和訓に付せられた声点(シヨウテン)は平安末期のアクセントを反映。名義抄。
        たいせんちゅうるい:    【苔蘚虫類】 ⇒苔虫類(コケムシルイ)
        ほんぞうわみょう:    【本草和名】 本草一〇二五種に異名・産地などをあげ,和名を真仮名で記した我が国最古の本草書。二巻。深根(または深江)輔仁撰。延喜年間(901-923)成立。
        だいじゅしょう:    【大綬章】 大綬のついている勲章。
        るいじゅふせんしょう:    【類聚符宣抄】 官符・宣旨を弁官の実務の参考にするために事項別に集成した私的法令集。一〇巻(現存は八巻)。737年から1093年までのものを収めるが平安中期のものが最も多い。最終的には左大史の小槻宿禰家の編纂(ヘンサン)と考えられている。左丞抄。
        りゅうるいしょう:    【流涙症】 涙が病的に多量に出る状態。
        りゅうるい-しょう:    リウルイシヤウ [0] [3] 【流涙症】 涙が病的に多量に出る状態。
        しょうるい:    【生類】 生き物。動物。せいるい。
        えんちゅうるい:    【円虫類】 ⇒線虫類(センチユウルイ)
        かんちゅうるい:    【環虫類】 ⇒環形動物(カンケイドウブツ)
        へんちゅうるい:    【扁虫類】 ⇒扁形動物(ヘンケイドウブツ)
        りんちゅうるい:    【輪虫類】 袋形動物門輪虫綱の動物の総称。 →輪虫(ワムシ)
        わみょうしょう:    【和名抄・倭名鈔】 「倭名類聚鈔(ワミヨウルイジユシヨウ)」の略。

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