にんぎょうじたて 意味
- 【人形仕立て】
〔人形に着せる着物の仕立てに似ていることから〕
(1)男物和服の袖の袖付け止まりから袖下までをあきとせずに縫いふさぐ仕立て方。また,縫いふさいであるところ。人形袖。
(2)「比翼(ヒヨク)仕立て」に同じ。
関連用語
にんぎょう-じたて: ―ギヤウ― [5] 【人形仕立て】 (人形に着せる着物の仕立てに似ていることから) (1) 男物和服の袖の袖付け止まりから袖下までをあきとせずに縫いふさぐ仕立て方。また,縫いふさいであるところ。人形袖。 (2) 「比翼(ヒヨク)仕立て」に同じ。
うじ-にんぎょう: ウヂニンギヤウ [3] 【宇治人形】 宇治の名物人形。茶の木を材料にして主として茶摘み女などを作る。刀法・彩色とも奈良人形に似ている。茶の木人形。
かたてにんぎょう: 【片手人形】 一人遣いの操り人形で,左手で胴を持ち,右手で人形の右手を動かす方式。また,その人形。文楽のツメ(端役)はその例。
かたて-にんぎょう: ―ギヤウ [4] 【片手人形】 一人遣いの操り人形で,左手で胴を持ち,右手で人形の右手を動かす方式。また,その人形。文楽のツメ(端役)はその例。
うじにんぎょう: 【宇治人形】 宇治の名物人形。茶の木を材料にして主として茶摘み女などを作る。刀法・彩色とも奈良人形に似ている。茶の木人形。
ほうじょうじたて: 【法帖仕立て】 冊子本の装丁の一種。各葉の表を内側にして二つ折りにしたものを重ね,折り目の反対側の端の裏面を次の紙葉の裏面に貼りつないだもの。
にんぎょうじょうるり: 【人形浄瑠璃】 日本固有の人形劇の一。三味線伴奏で語る義太夫節などの浄瑠璃に合わせて人形を遣うもの。語り物と人形の結び付きは古く上代よりあったが,室町後期に起こった浄瑠璃節が,江戸初期三味線と提携して,人形芝居を上演するようになって成立した。作者に近松門左衛門,太夫に竹本義太夫などが出て,演劇の一様式として確立し,歌舞伎にも影響を与えた。現在「文楽」として伝承されているものはその流れである。
にんぎょう: 【人形】 (1)紙・木・土などで,人間の形に作ったもの。古くは災厄や穢(ケガ)れをそれにうつして流したり,神霊の依代(ヨリシロ)とし,また,呪詛の際の対象物などとしたが,のちには子供の愛玩用として多岐にわたるものが作られている。でく。ひとがた。 「わら―」「フランス―」 (2)人の形を絵にかいたもの。ひとがた。 (3)自分の意志では動けず他人の思うままに動かされる人のたとえ。 (4)
たて-ぎょうじ: ―ギヤウジ [3] 【立(て)行司】 相撲の行司の最高位に当たる者。木村庄之助と式守伊之助の二人があり,短刀を帯びて土俵に立つ。
きょうじこじたて: 【香匙火筯建】 香炉の用具の香匙と火筯(または灰押),あるいは香匙・火筯・灰押を立てる金属製の器。仏前・座敷飾りなどに用いる。香道では,火道具を立て,陶製もある。匙筯瓶。火筯瓶。
ほうじょう-じたて: ハフデフ― [5] 【法帖仕立て】 冊子本の装丁の一種。各葉の表を内側にして二つ折りにしたものを重ね,折り目の反対側の端の裏面を次の紙葉の裏面に貼りつないだもの。
いき-にんぎょう: ―ニンギヤウ [3] 【生き人形】 (1) 生きているように作った等身大の人形。 (2) 人形のように美しい女。
うき-にんぎょう: ―ニンギヤウ [3] 【浮(き)人形】 子供の玩具。ビニールなどで作った小さい人形や魚・鳥を試験管状のガラス筒に入れ,筒の上部に空気を残して薄いゴムで密閉する。指でこのゴムを押すと人形が水の中を浮き沈みする。 [季] 夏。《水面にぶつかり沈む―/星野立子》
かげ-にんぎょう: ―ニンギヤウ [3] 【影人形】 (1) 陰でいろいろなことをすること。「―を使ふとか言ふ/浮雲(四迷)」 (2) 「影絵(カゲエ)」に同じ。「―よく使ひ申候/浮世草子・置土産 5」
きく-にんぎょう: ―ニンギヤウ [3] 【菊人形】 菊細工で衣装を飾った人形。物語や歌舞伎の当たり狂言,世相・風俗などに取材したものが多い。 [季] 秋。