はれもの 意味
- 【腫れ物】
皮膚の一部が,炎症などを起こして腫れたもの。できもの。おでき。
「首に―ができる」
――に触(サワ)るよう
機嫌を損じやすい人に恐る恐る接するさま。
「―に扱う」
関連用語
(はれものがつぶれて膿が)したたる: したたる; 流れる
はれ-もの: [0] 【腫れ物】 皮膚の一部が,炎症などを起こして腫れたもの。できもの。おでき。「首に―ができる」 ――に触(サワ)るよう 機嫌を損じやすい人に恐る恐る接するさま。「―に扱う」
あばれもの: 【暴れ者】 乱暴な人。あばれんぼう。
あぶれもの: 【溢れ者】 (1)日雇いなどで,その日の仕事にありつけなかった人。 (2)無法者。ならずもの。 「今はさやうなる―出で来まじげなる世にこそ/狭衣 4」 (3)社会から脱落して放浪し,徒党をなすもの。悪党。 「―の不敵武者に跳り合て,命失て何かせん/太平記 6」
いれもの: 【入れ物・容れ物】 (1)物を入れるうつわ。容器。 (2)棺の忌み詞。
うかれもの: 【浮かれ者】 遊び歩く人。道楽者。遊蕩児(ユウトウジ)。 「此処彼処遊びさまよふ―と成にけり/仮名草子・浮世物語」
おれもの: 【愚者】 おろかもの。ばかもの。 「深き労なき―も/源氏(絵合)」
きれもの: 【切れ物】 (1)物を切るのに用いる道具。刃物。 (2)よく切れる刃物。 「自らの刀の―なる由を言ひしを聞きて/折たく柴の記」 (3)品切れの物。また,めったにない物。 ; 【切れ者】 頭の働きが素早く,すぐれた手腕をもつ者。やり手。敏腕家。 「財界随一の―と評判の男」
こぎれもの: 【小切れ物】 ⇒小切れ(2)
こぼれもの: 【零れ物】 (1)こぼれたもの。また,残りもの。 (2)こぼれやすいもの。液体や,水分の多いもの。
こわれもの: 【壊れ物・毀れ物】 (1)こわれたもの。 (2)こわれやすいもの。 「―注意」
しいれもの: 【仕入れ物】 (1)仕入れた品物。 (2)出来合いの品。既製品。
しゃれもの: 【洒落者】 (1)おしゃれな人。着飾った人。 (2)風流な人。服装や物言いなどが洗練され,気のきいている人。粋人。 (3)その場に興を添えるような,滑稽なことを言ったりしたりする人。
しれもの: 【痴れ者】 (1)常軌を逸したばかもの。あほう。 「この―め」 (2)その道に打ち込んだ巧者。相当な者。大したやつ。したたかもの。 「さればこそ風流の―,爰に至りて其の実を顕す/奥の細道」 (3)乱暴者。狼藉(ロウゼキ)者。暴漢。
すぐれもの: 【優れ物・勝れ物】 (1)「優れ人(ビト)」に同じ。 (2)すぐれたもの。最良の物。