和らげ 意味
- やわらげ
難解な事柄を,やさしく説明すること。
「フンベツシニクキコトバノ―/天草本伊曾保」
例文
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- 痛みを和らげるには何が効きますか?
- 時と思案はもっとも強い悲しみでも和らげる。
- ジェーンの一言がその場の雰囲気を和らげた。
- ポーシャは正義を慈悲で和らげた。
- 熱い風呂は私の筋肉を和らげた。
関連用語
和らげる: やわらげる ④ (1)やわらぐようにする。 「緊張を―・げる」「男女の中をも―・げ/古今(仮名序)」 (2)わかりやすくする。平易にする。 「万葉集を―・げられけるもこの御すすめとぞ/十訓 7」
和らげること: 減速; 償還; 緩和
苦痛を和らげるもの: 慰め
和らぎ: やわらぎ ◎ やわらぐこと。おだやかになること。また,その状態。
和らぐ: やわらぐ ③ 〔形容動詞「やはら」の動詞化〕 ※一※ (動ガ五[四]) (1)激しさや厳しさが静まる。穏やかになる。 「寒さが―・ぐ」「表情が―・ぐ」 (2)打ち解ける。むつまじくなる。 「兄弟よろこび―・ぎて/日本書紀(顕宗訓)」 (3)やわらかになる。 「水がかかれば殊の外―・いでよい/狂言記・皸」 ※二※ (動ガ下二) ⇒やわらげる
和ら紙: やわらがみ ③ やわらかな紙。鼻紙などに用いる。吉野紙。
心が和らぐ: 気分が落ち着く
柔ら・軟ら・和ら: やわら ◎ ※一※ (名) (1)柔道。柔術。 (2)船が接触した時の衝撃を少なくするため舷側に下げる藁(ワラ)製の球。かませ。じんた。 ※二※ (名・形動) (1)やわらかなこと。多く複合語として用いる。 「―だたみ」「―炭(ズミ)」 (2)おだやかで温厚な・こと(さま)。 「私が―で申すうち,お返しなさるが,あなたのお為/歌舞伎・四谷怪談」
あらげ: 【粗毛】 bristles.
からげ: 【絡げ・紮げ】 〔動詞「からげる」の連用形から〕 からげた裾(スソ)や袂(タモト)。 「―おろして入りにけり/浄瑠璃・生玉心中(上)」
くらげ: 【水母・海月】 腔腸動物のヒドロ虫類・ハチクラゲ類の浮遊世代と,有櫛(ユウシツ)動物の個体の総称。ほとんどが海産。体は寒天質で骨格はなく,一般に傘形をなし,浮遊生活に適している。下面中央に口柄(コウヘイ)があり,先端に口が開いている。傘の縁には平衡器・触手などがある。ビゼンクラゲなどは食用になる。刺胞に強い毒をもち人間に害を与える種類もある。古来,骨のないもののたとえにする。﹝季﹞夏。 ―
さらげ: 【さら毛】 長さの揃っていない乱れた髪の毛。
しらげ: 【精げ】 〔動詞「精(シラ)げる」の連用形から〕 精米した米。 「三つ足の台,裏くろの坏(ツキ),―に麦のおもの混ぜたり/宇津保(藤原君)」
とらげ: 【虎毛】 「虎斑(トラフ)」に同じ。
あらげきくらげ: きのこ