唐金 意味
- からかね ◎②
〔中国から製法が伝わったことから〕
青銅のこと。
例文
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- 代表作「覚々斎好渦唐金水指」。
- また和泉佐野の富商唐金梅所と親しかったことから梅所の知己であった文人との繋がりが窺える。
- 銅板で全体を葺いた鳥居を「唐金(からかね)の鳥居」と呼び、江戸時代には浮世絵などに描かれている。
- あるとき青山の質屋が、普通の人では両手でも持ち上がらない唐金製の火鉢の底に天保銭10貫(100枚)を隠して埋めておいた。
- カラマンシー、別名シキキツ(四季橘)、トウキンカン(唐金柑)、シキナリキンカン(四季成金柑)は、ナガミキンカンとマンダリンオレンジの雑種である。
関連用語
唐通事: とうつうじ ③ 江戸時代,長崎の唐人屋敷・出島に役所を置き,中国人との貿易交渉に通訳兼商務官として携わった者。およそ七〇家が世襲で任に当たった。
唐辛子・唐芥子・蕃椒: とうがらし ③ (1)ナス科の一年草。南アメリカの熱帯原産。日本には近世初期に渡来。高さ60センチメートル内外。夏,葉腋に白色の花を開く。果実の形は細長いもの,丸いもの,大小様々あり,熟すと赤・黄などとなる。一般に辛味が強く,香辛料や薬用とする。変種のシシトウガラシやピーマンは食用に,ゴシキトウガラシは観賞用にする。辛味の強いタカノツメなどは南蛮(ナンバン)辛子・南蛮・高麗胡椒(コウライゴシ
唐銭: とうせん ◎ 中国から渡来した銭貨の総称。江戸初期まで通貨として広く流通した。
唐辛子: とんがらし ③ 「とうがらし(唐辛子)」の転。
唐鋏: とうばさみ ③ 二枚の刃を交差させて,中央をねじで固定する型の鋏。全体は X 字形をなす。西洋鋏。
唐輪: からわ ◎ (1)子供の髪形の一。鎌倉時代,元服前の童子が髻(モトドリ)から上を二つに分け,頭の上で二つの輪を作るもの。 「年十五,六ばかりなる小児(コチゴ)の,髪―にあげたるが/太平記 2」 (2)室町末期以降の女子の髪形。髪を頭の上に束ね,それをいくつかに分けて輪を作り,根元を余りの髪で巻くもの。兵庫髷(ヒヨウゴワゲ)はこれから出たといわれる。唐子まげ。
唐鋤: プラオ; プラウ; 犂; すき; 鋤; 犁; 黎
唐車: からぐるま ③ 大型の牛車(ギツシヤ)。屋根は唐破風(カラハフ)に作り,檳榔(ビロウ)の葉で葺(フ)き,箱の周囲を美しく飾った車。上皇・皇后・東宮・准后・親王・摂政・関白が,晴れの時に用いた。唐の車。唐庇(カラビサシ)の車。
唐鋤・犂: からすき ◎② 柄が曲がって刃が広い鋤。多くは牛や馬に引かせて田畑を耕すのに使う。うしぐわ。