女学雑誌 意味
- じょがくざっし
文芸雑誌。1885年(明治18)創刊。1904年廃刊。編集人は近藤賢三・巌本善治・青柳猛と順次変わった。若松賤子・北村透谷らが執筆し,のちの「文学界」の母胎となった。
例文
もっと例文: 次へ>
- 1888年 1月、『女学雑誌』に漢詩を発表する。
- この「女学雑誌」は、書籍に関連した書きかけ項目です。
- 巌本善治主宰の『女学雑誌』に湘煙の筆名で論説を発表する。
- 1893年から『女学雑誌』に関係し、1903年、主幹となる。
- 女学雑誌(じょがくざっし)は明治時代に出版された女性向けの雑誌。
- 明治19年(1886年)『女学雑誌』に紀行文『旧き都のつと』を発表。
- ^ この頃のことを、吟子は『女学雑誌』 354 号にこのように書いている。
- 『基督教新聞』の主筆、継いで明治18年(1885年)、『女学雑誌』を創刊する。
- 1887年 7月、翻案『善悪の岐(ふたみち)』を粧園女史の筆名で『女学雑誌』に発表。
- 1899年 1月、随筆・日記『大磯だより』を1900年3月まで『女学雑誌』に発表する。
関連用語
女学: じょがく ①◎ 女子のおさめるべき学問。また,女子の学ぶ学校。 「追々と―も御取建(オトリタ)ての時勢に向つて/夜明け前(藤村)」
雑誌: ざっし ◎ 複数の執筆者や記者が書いた作品や記事・写真などを掲載する定期刊行の出版物。マガジン。
女学校: じょがっこう ② (1)女子の学校。 (2)旧制の「高等女学校」の略。女子に中等程度の教育を授けた。
女学生: じょがくせい ② 旧制女学校の生徒。現在では,主に高校・中学の女生徒をいう。
三号雑誌: さんごうざっし ⑤ 創刊後,三号ぐらいで廃刊となるような雑誌。
六合雑誌: りくごうざっし 1880年(明治13)小崎弘道,植村正久らが創刊したキリスト教を基礎とする月刊雑誌。思想・文学・政治・社会問題などにわたって革新的な論評を展開した。
同人雑誌: どうじんざっし ⑤ 主義・志などを同じくする人たちが,自分たちの作品の発表の場として共同で編集発行する雑誌。同人誌。どうにんざっし。 ; どうにんざっし ⑤ ⇒どうじんざっし(同人雑誌)
回覧雑誌: かいらんざっし ⑤ 同好の士がそれぞれの原稿を集め,雑誌の形にして仲間などに見せ,批評をあおぐもの。「我楽多文庫」など。
女学院大学: フェリスじょがくいん-だいがく ―ヂヨガクヰン― 【―女学院大学】 私立大学の一。1875年(明治8)創立のフェリス-セミナリーを母体とし,1965年(昭和40)設立。本部は横浜市。
専門雑誌: 評論雑誌
明六雑誌: めいろくざっし 明六社の機関誌。1874年(明治7)創刊。幅広い分野にわたって論陣をはり,開国進取・文明開化のために啓蒙的役割を果たした。75年11月政府の言論統制により廃刊。
明治女学校: めいじじょがっこう 1885年(明治18),木村熊二が創立した私立学校。巌本善治が第二代校長を務めキリスト教主義に基づく教育が行われ,相馬黒光・野上弥生子らを輩出した。1908年廃校。
月刊雑誌: 月刊誌
漫画雑誌: コミックス
粕取り雑誌: かすとりざっし ⑤ 低劣な記事を主とした雑誌。粕取りを三合飲めば酔いつぶれることから三号でつぶれる雑誌の意という。