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あぶ・す 意味

読み方:

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  • 【溢す】
     (動サ四)
    あます。すてる。「おとし―・さず取りしたため給ふ/源氏(玉鬘)」

  • あぶり-だ・す     [4] 【炙り出す】 (動サ五 [四] ) (1) 火であぶって,書かれている文字・絵などを現し出す。 (2) (多く受け身の形で)他の面からの考察・照合などによって,隠されていることを明らかにする。「大臣の談話によって法案の真の狙いが―・された」 [可能] あぶりだせる
  • あぶ    【浴ぶ】 ⇒あびる ; 【虻・蝱】 双翅目アブ科の昆虫の総称。形はハエに似るが大きい。雌は牛馬などの家畜や人から吸血するものが多い。雄は花粉・花蜜をなめる。幼虫はウジ虫状で湿地や腐木などにすむ。メクラアブ・ウシアブなど種類が多い。アブ科以外でも似た形の双翅類をアブとよぶことがある。﹝季﹞春。 →虻蜂(アブハチ)取らず
  • あぶ-あぶ    (副)スル (1) おぼれて水を飲んだり吐いたりして苦しむさま。あっぷあっぷ。「水をくらうて―と浮きあがれば/浄瑠璃・天神記」 (2) あやぶみ恐れるさま。気が気でないさま。「そばに―気遣ふ娘/浄瑠璃・先代萩」
  • あぶあぶ    (1)おぼれて水を飲んだり吐いたりして苦しむさま。あっぷあっぷ。 「水をくらうて―と浮きあがれば/浄瑠璃・天神記」 (2)あやぶみ恐れるさま。気が気でないさま。 「そばに―気遣ふ娘/浄瑠璃・先代萩」
  • あぶな-あぶな     【危な危な】 (副) あぶないと思いながら。おそるおそる。「身もふるふほど―かかり/役者論語」
  •     (1)五十音図サ行第三段の仮名。歯茎摩擦音の無声子音と後舌の狭母音から成る音節。 (2)平仮名「す」は「寸」の草体。片仮名「ス」は「須」の末三画の行書体。 ; 【素】 ※一※ ①◎ (名) 他のものが付け加わらず,そのものだけの状態。 「―のままの顔」「姫はいつも―なる底深き目なざしもて/浴泉記(喜美子)」 ※二※ (接頭) (1)名詞に付く。(ア)他のものがまじらずそのものだ
  • あぶく    【泡】 (水の)あわ。
  • あぶす    【浴ぶす】 ※一※ (動サ四) 「あびす」に同じ。 「―・さんとしけるに,正清事のけしきをかざどりて/愚管 5」 ※二※ (動サ下二) 湯あみさせる。沐浴(モクヨク)させる。 「湯をわかして大衆に―・せんとして/今昔 19」 ; 【溢す】 あます。すてる。 「おとし―・さず取りしたため給ふ/源氏(玉鬘)」
  • あぶな    【危な】 (形容詞「あぶなし」の語幹)
  • あぶみ    【鐙】 (1)〔「足踏(アブミ)」の意〕 馬具の一。鞍(クラ)の両脇から馬の脇腹にたらし,乗り手が足を踏みかけるもの。 (2)縄ばしご状の登山用具。足場に乏しい岩壁を登る時に使う。
  • あぶら    【油・脂・膏】 (1)動物の組織や植物の種子あるいは石油・石炭などの鉱物から抽出される,水に溶けにくく燃えやすい物質。食用・灯火・減摩剤・燃料など多くの用途がある。 (2)特に,動植物の脂肪・油脂。一般に各種の高級脂肪酸のグリセリン-エステルからなる。 〔常温で液体のものを「油」,固体のものを「脂」,特に肉の脂肪を「膏」と書く〕 (3)活動の原動力となるもの。 「―が切れた」 (4
  • あぶり    【炙り・焙り】 あぶること。 「火―」
  • あぶる    【溢る】 ⇒あぶれる ; 【炙る・焙る】 (1)火にあててこげ目をつける程度に軽く焼く。 「鰺(アジ)の干物(ヒモノ)を―・る」「のりを―・る」 (2)火にあてて乾かしたり,あたためたりする。 「手を火鉢で―・る」 ‖可能‖ あぶれる
  • あぶれ    【溢れ】 (1)仕事などにあぶれること。また,その人。あぶれ者。 (2)手に余ること。無頼。あぶれ者。
  • あぶ・る     【溢る】 (動ラ下二) あぶれる