いこつ 意味
- 【医骨】
医術の心得。
「この僧―もなかりければ/沙石 2」
- 【遺骨】
(1)火葬にしたあとの死者の骨。
(2)戦死者などの死後に残された骨。
- うかいこつ 【烏喙骨】 ⇒烏口骨(ウコウコツ)
- かいこつ 【回紇・回鶻】 ⇒ウイグル
- かたいこつ 【下腿骨】 下腿の脛骨・腓骨の総称。
- がいこつ 【外骨】 ⇒宮武(ミヤタケ)外骨 ; 【骸骨】 (1)肉が腐り落ちて,骨だけになった死体。 (2)からだの骨組。骨格。 「―のうへを粧て花見かな/鬼貫句選」 ――を乞(コ)う 〔「晏子春秋(外篇)」より。君主に捧げた身の残骸を乞い受ける意から〕 辞職・致仕を願う。
- けいこつ 【脛骨】 二本の下腿骨のうち内側にあって,下腿の実質上の主幹と向こうずねを成す太い骨。 →腓骨(ヒコツ) ; 【頸骨】 首の骨。 ; 【軽忽】 「きょうこつ(軽忽){(1)}」に同じ。 「余りといへば―なりきと/緑簑談(南翠)」
- げいこつ 【鯨骨】 細工物などに使う,クジラの骨。
- さいこつ 【鰓骨】 えらぼね。 ; 【菜骨】 肉類を食べず,菜食でやせたからだ。僧侶などにいう。
- ずがいこつ 【頭蓋骨】 ⇒とうがいこつ(頭蓋骨)
- せいこつ 【性骨】 ⇒しょうこつ(性骨) ; 【整骨】 折れた骨やはずれた関節を治すこと。ほねつぎ。 「―院」
- ついこつ 【椎骨】 脊椎動物の脊柱(背骨)を形成する骨。ヒトでは頸椎七個,胸椎一二個,腰椎五個,仙椎五個,尾椎三~五個の計三二~三四個がある。個々の椎骨は前部の円柱形の椎体と後部の椎弓とから成り,隣接する椎骨に椎体部で椎間板を介して連結。脊椎。脊椎骨。 →脊柱 ; 【槌骨】 ⇒つちこつ(槌骨)
- びていこつ 【尾骶骨】 ⇒尾骨(ビコツ)
- まいこつ 【埋骨】 遺骨を墓に埋めること。
- めいこつ 【名骨・明骨】 サメなどの軟骨を煮て乾かした食品。中国料理の材料。
- けいこつうじ 【稽古通詞】 江戸時代,長崎におかれた唐通事・和蘭通詞の階級の一。見習いの通訳官。
- こうがいこつ 【口蓋骨】 上顎骨の後ろに付着する左右一対の L 字形の骨。
例文
- やりたいこつに 生かすつもりたい。
- がいこつを見たか?
- 遺骨(いこつ)は、死者の骨のこと。
- 師匠は山椒亭小粒(さんしょうていこつぶ)。
- 交感神経幹は頭蓋から尾骶骨(びていこつ)へ伸びる。
- 殆どの哺乳類と同様、頸骨(けいこつ)の数は7個である。
- 烏喙骨(うかいこつ)、烏啄骨(うたくこつ)とも呼ばれる。
- 歌い骸骨(うたいがいこつ)は、鹿児島県甑島に伝わる怪談。
- がいこつの魔導師。
- 涙骨(るいこつ。