うこん 意味
- 【右近】
平安中期の歌人。藤原季縄の女(ムスメ)。醍醐天皇の中宮穏子の女房。主に村上朝歌壇で活躍。男に忘れられる身を嘆く歌を残す。「後撰和歌集」以下の勅撰集に九首入集。生没年未詳。
- 【右近】
(1)「右近衛府(ウコンエフ)」の略。
⇔左近
(2)「右近の橘」の略。
- 【鬱金】
(1)ショウガ科の多年草。熱帯アジア原産。根茎から,長い柄をもった楕円形の葉を叢生する。草丈50センチメートル内外。秋,花茎の先に,淡緑色の苞(ホウ)に包まれた黄色の花を開く。根茎は黄色染料や,健胃・止血剤とする。黄染草。
(2){(1)}の根茎からとった黄色の染料。
(3){(2)}で染めた,鮮やかで濃い黄色。
- うこんいろ 【鬱金色】 染め色の名。鬱金{(3)}に同じ。
- うこんえ 【右近衛】 (1)「右近衛府」の略。 (2)右近衛府の兵士。
- うこんえふ 【右近衛府】 近衛府の一。右近司。右近衛。右近。 →近衛府(コノエフ)
- うこんえ-ふ ―コンヱ― [4] 【右近衛府】 近衛府の一。右近司。右近衛。右近。 近衛府
- うこんこ 【鬱金粉】 鬱金{(2)}の粉末。布類・たくあん・カレー粉などの染色に使用する。
- うこんこう 【鬱金香】 チューリップの異名。うっこんこう。
- うこんぞめ 【鬱金染(め)】 鬱金色に染めること。また,染めたもの。
- うこんばな 【鬱金花】 檀香梅(ダンコウバイ)の別名。
- うこん-いろ [0] 【鬱金色】 染め色の名。鬱金{ (3) }に同じ。
- うこん-うつぎ [4] 【鬱金空木】 スイカズラ科の落葉低木。本州中部以北の山地に自生する。高さ1.5メートル。葉は対生し,卵円形。夏,枝の先端に筒状の淡黄色の花を数個つける。
- うこん-こ [2] 【鬱金粉】 鬱金{ (2) }の粉末。布類・たくあん・カレー粉などの染色に使用する。
- うこん-こう ―カウ [0] 【鬱金香】 チューリップの異名。うっこんこう。
- うこん-ぞめ [0] 【鬱金染(め)】 鬱金色に染めること。また,染めたもの。
- うこん-の-じん ―ヂン 【右近の陣】 宮中内にある,右近衛府の役人の詰め所。紫宸殿(シシンデン)の西,月華門内にあった。
- うこん-の-ばば 【右近の馬場】 右近衛府の管轄する馬場。京都,北野神社の南東にあった。ここで近衛の官人が毎年5月に競(クラ)べ馬を行なった。うこんのうまば。
例文
- 私はもうこんな悪条件には我慢出来ない。
- あ、もうこんな時間。
- 「もうこんな時間!学校に遅れちゃう!いってきます!」「いってらっしゃい。
- もうこんなんで起こさないでよ、ガキね。
- もうこんな悲劇はなくなるかもしれない
- あら ヤダ もうこんな時間 ごめんなさい
- もうこんな時間じゃねえか まったく...
- もうこんな所出たい 次の5分間でカーンと
- 理津子が死んでもうこんなに経つのに
- "もうこんな事 しなくていいのよ"