えんづく 意味
- 【縁付く】
※一※ (動カ五[四])
嫁に行く。とつぐ。また,婿入りする。
「娘が―・く」
※二※ (動カ下二)
⇒えんづける
- かんづく 【感付く・勘付く】 直観が働いて気付く。心づく。 「気配に―・く」「相手に―・かれる」
- かんづくり 【寒造り】 寒中の冷気や水などを利用してものを造ること。また,そのもの。多く酒にいう。﹝季﹞冬。
- がんづく 【眼付く】 見て気付く。気が付く。 「藤七さてはと―・き/浮世草子・風流曲三味線」
- きんづくり 【金作り】 金または金色の金属で飾り作ったもの。こがねづくり。
- ぎんづくり 【銀作り】 銀または銀色の金属で飾り作ったもの。しろがねづくり。
- さんづくり 【彡旁】 〔「さんつくり」とも〕 漢字の旁(ツクリ)の一。「形」「彩」などの「彡」の部分。彩り・模様・飾りなどに関する文字を作る。
- もんづくし 【紋尽くし】 (1)いろいろの紋を描いたもの。 「うろこ形や―の衣装をきて/鳩翁道話」 (2)遊女の紋所を集め,遊里の案内書としたもの。 「新板の―,紅葉は三浦の太夫/浮世草子・一代男 7」
- ぎおんづくり 【祇園造り】 神社本殿形式の一。正面七間,側面四間の本殿の前に側面二間の拝殿を付加してこれに入母屋造りの屋根をかけ,さらに前面には向拝(コウハイ),両側面と背面の三方には片流れ屋根の孫庇(マゴビサシ)を取りつけたもの。京都八坂神社本殿に代表される様式。
- びぜんづくり 【備前作り】 「備前物」に同じ。
- えんづか 【縁束】 縁側の下の縁葛(エンカズラ)を支える短い柱。
- えんづける 【縁付ける】 嫁または婿に行かせる。 「娘を商家に―・ける」
- むえんづか 【無縁塚】 弔う縁者のいない死者を葬った墓。
- きんぎんづくり 【金銀作り】 金や銀で作り,または飾ること。また,そうした刀など。
- ごんげんづくり 【権現造り】 神社建築様式の一。本殿と拝殿とを石の間または相の間などの名で呼ばれる幣殿でつなぐもの。平安時代の北野神社にはじまり,東照宮がこれを採用して以来,近世の神社建築に多く用いられた。石の間造り。八棟(ヤツムネ)造り。
- さんもんづくり 【山門造り】 寺院に造られる重層の門の構造。