おそば 意味
- 【齵歯】
八重歯(ヤエバ)。[和名抄]
- 【御側】
(1)貴人のそばを敬っていう語。
「―に仕える」
(2)主君・貴人のそばに仕える人。近侍。
「―玉章(タマズサ)と言へる容貌(ミメ)よき女と/人情本・娘節用」
- 【遅場】
米などを普通より遅く作る地方。
⇔早場
- おそばづき 【御側付き】 主君・貴人のそばに仕えること。また,その人。おそば。
- おそばまい 【遅場米】 稲の成熟の遅い地方でとれる米。 ⇔早場米
- おそばん 【遅番】 交代勤務で,あとの出番。 ⇔早番
- おそば・う オソバフ (動ハ下二) ふざける。じゃれる。「―・へて『あれ押しこぼちてん』と腹立ちののしれば/落窪 1」 そばえる
- おそば-しゅう 【御側衆】 側衆
- おそば-づき [0] 【御側付き】 主君・貴人のそばに仕えること。また,その人。おそば。
- おそば-まい [0] 【遅場米】 稲の成熟の遅い地方でとれる米。 早場米
- おそばしゅう 【御側衆】 ⇒側衆(ソバシユウ)
- おそばう オソバフ ふざける。じゃれる。 「―・へて『あれ押しこぼちてん』と腹立ちののしれば/落窪 1」 →そばえる
- おそばごようにん 【御側御用人】 ⇒側用人(ソバヨウニン)
- おそば-ごようにん [5] 【御側御用人】 側用人
- おそ 【遅・鈍】 〔形容詞「おそし」の語幹から〕 (1)おそいこと。また,おくれること。《遅》「―速(ハヤ)も汝(ナ)をこそ待ため/万葉 3493」 (2)おろかなこと。にぶいこと。 「剣大刀(ツルギタチ)己(ナ)が心から―やこの君/万葉 1741」 ; 【獺】 カワウソ。かわおそ。 「そなたの鯉を―が喰うてないとおしやるごとく/狂言・鱸庖丁」 ; 【悪阻】 つわり。
- そば 【稜】 (1)物のかど。とがった所。[名義抄] (2)袴(ハカマ)のももだち。 「袴の―取りて高く挟みて/今昔 29」 ; 【岨】 〔近世以前は「そわ」〕 山の崖(ガケ)が切りたってけわしいところ。絶壁。 ; 【側・傍】 (1)わき。かたわら。近く。 「ポストは交番の―にある」 (2)(「…するそばから」の形で)時間的な隔たりのないことを表す。…するとすぐ。 「かせ
- そば-そば 【端端】 はしばし。すみずみ。「御簾際の柱もと,―などよりわざとならず出でたる袖口/栄花(初花)」
- おそる-おそる [4] 【恐る恐る】 (副) (1) こわがりながら。びくびくしながら。こわごわ。「―ライオンをなでる」 (2) 恐れはばかりながら。「―天子の前に進み出る」