おそん 意味
- 【汚損】
汚し傷つけること。また,汚れたり,傷ついたりすること。
「―した切手は無効」
- おそ 【遅・鈍】 〔形容詞「おそし」の語幹から〕 (1)おそいこと。また,おくれること。《遅》「―速(ハヤ)も汝(ナ)をこそ待ため/万葉 3493」 (2)おろかなこと。にぶいこと。 「剣大刀(ツルギタチ)己(ナ)が心から―やこの君/万葉 1741」 ; 【獺】 カワウソ。かわおそ。 「そなたの鯉を―が喰うてないとおしやるごとく/狂言・鱸庖丁」 ; 【悪阻】 つわり。
- おそる-おそる [4] 【恐る恐る】 (副) (1) こわがりながら。びくびくしながら。こわごわ。「―ライオンをなでる」 (2) 恐れはばかりながら。「―天子の前に進み出る」
- そん 【孫】 (1)子孫。後裔(コウエイ)。 「其れより僧迦羅が―,今に其の国に有り/今昔 5」 (2)血統。血筋。 「狐の子は,子狐より,父が―をつぎて/曾我 8」 ; 【尊】 ※一※ ① (名) 中国,古代の盛酒器。器形については諸説あるが,口部がらっぱ状をしているものとするのが一般的。殷(イン)周時代の青銅製の祭器がよく知られている。 ※二※ (接尾) 助数詞。仏を数える
- あおそ 【青麻・青苧】 麻(アサ)の粗皮(アラカワ)を水にさらして細かく裂いた繊維。布などの原料とする。青みがかっているのでいう。真麻(マオ)。
- うみ-おそ ―ヲソ 【海獺】 アシカの異名。 [重訂本草綱目啓蒙]
- おそい 【襲】 〔動詞「おそう」の連用形から〕 (1)上をおおうもの。覆い。 「―・棟(ムネ)などに長き枝を葺きたるやうにさしたれば/枕草子 99」 (2)〔馬をおおうもの,の意〕 鞍。 「御―はいづれをか奉らむ/宇津保(初秋)」 (3)屏風や障子の枠の木。襲い木。 「―にはみな蒔絵(マキエ)したり/栄花(衣の珠)」 (4)屋根板のおさえ。 「弓矢なき者は―の石木を以つて打ちければ
- おそう 【襲う】 〔「押す」に接尾語「ふ」の付いた「おさふ」の転〕 (1)不意に攻めかかる。 「暴漢に―・われる」 (2)風雨・地震などが被害を及ぼす。 「台風が九州を―・う」 (3)不意に押しかける。また,不意にやって来る。 「友人の家を―・って御馳走になる」「強迫観念に―・われる」 (4)地位や名跡を受け継ぐ。跡を継ぐ。 「父のあとを―・って家元になる」 (5)物の怪(ケ)など
- おそき 【襲着・襲衣】 上着。表着。 「児ろが―の有ろこそえしも/万葉 3509」
- おそく 【遅く】 〔「おそい」の連用形から〕 おそい時刻・時期。 「夜―まで働く」
- おそし 【遅し・鈍し】 ⇒おそい
- おそそ つび; まんこ; われめ; おめこ; おまんこ; われめちゃん; みと; へへ; ぼぼ; ほと
- おそで 【遅出】 遅く出勤すること。 ⇔早出
- おそば 【齵歯】 八重歯(ヤエバ)。[和名抄] ; 【御側】 (1)貴人のそばを敬っていう語。 「―に仕える」 (2)主君・貴人のそばに仕える人。近侍。 「―玉章(タマズサ)と言へる容貌(ミメ)よき女と/人情本・娘節用」 ; 【遅場】 米などを普通より遅く作る地方。 ⇔早場
- おそひ 【遅日】 「おそきひ(遅日)」に同じ。俳句でいう。
- おそめ 【お染】 歌舞伎舞踊。清元。本名題「道行浮塒鴎(ミチユキウキネノトモドリ)」。四世鶴屋(ツルヤ)南北作詞。1825年江戸中村座初演。お染久松の舞台を江戸にうつしかえたもの。 ; 【遅め】 (1)きまった時間よりも少し遅い・こと(さま)。 「―の昼食をとる」 (2)速度が普通より少し遅い・こと(さま)。 「―のペース」 ⇔早め
例文
- 松尾村(まつおそん)は、香川県大川郡にあった村。
- 汚損愛好症(おそんあいこうしょう、英:Mysophilia)は汚された人間もしくは汚された衣類などに性的興奮を覚える性的嗜好であり、パラフィリアの一つとされる。