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かきこす 意味

読み方:

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  • 【掻き越す】
    後方に垂らしている髪を肩や脇から前の方へ垂らす。
    「くびより髪を―・し給へりしが/枕草子 273」

  • きこす    【聞こす】 〔「聞く」に尊敬の助動詞「す」の付いた「聞かす」の転〕 (1)「聞く」の尊敬語。お聞きになる。 「麗女(クワシメ)を有りと―・して/古事記(上)」 (2)「言う」の尊敬語。おっしゃる。 「な寝(イ)ねそと母―・せども/万葉 3289」
  • ひきこす    【引(き)越す】 (1)「ひっこす」に同じ。 「住みにくさが高じると,安い所へ―・したくなる/草枕(漱石)」 (2)引いて越える。越える。 「横雲の空ゆ―・し遠みこそ/万葉 2647」 (3)頭・肩などを越して前方にもってくる。 「纓(エイ)を―・して顔にふたぎて/枕草子 248」 (4)下位のものが上位のものを越えて上の位になる。 「兄君たちよりも―・し,いみじうかしづき給ひ
  • かきおこす    【書き起(こ)す】 (1)新しく書き始める。 「昭和史を―・す」 (2)「書き起こし{(2)}」をする。 ; 【掻き起(こ)す】 (1)かき出しておこす。かきたてる。 「円火鉢の火を―・して/青年(鴎外)」 (2)抱くようにして起こす。だきおこす。 「この御傍の人を―・さむとすと見給ふ/源氏(夕顔)」
  • かきのこす    【書(き)残す】 (1)文章に書いて後世に残す。 「遺書を―・す」 (2)書くはずのことの一部を書かないで残す。
  • かき起こす    煽る; 掻混ぜる; 刺戟する; 攪拌する; そそる; 撹拌する; 掻立てる; わくつかせる; 突き動かす; 交ぜる; 衝動かす; 掻起こす; 突動かす; 刺激する; 作興する; 掻きおこす; 掻きたてる; かき回す; あおる; 掻起す; 掻き立てる; かき交ぜる; 刺衝する; 掻き混ぜる; 掻き起こす; 昂ぶらす; 唆る; 混ぜる; かき混ぜる; 掻き雑ぜる; 衝き動かす; 混ぜっ返す; かき
  • かきことば    【書(き)言葉】 文字を媒介とする言葉。文章として書き,読む言葉。文字言語。また,文章に用いる言葉。文語。文章語。 ⇔話し言葉
  • かきこみ    【書(き)込み】 書き込むこと。また,書き込んだ文字・文章。 「欄外に―する」「赤で―がある」
  • かきこむ    【書(き)込む】 (1)所定の欄や余白に記入する。 「氏名欄に名前を―・む」 (2)コンピューターで,記憶装置にデータを入れる。 ‖可能‖ かきこめる ; 【掻き込む】 (1)飯などを,大急ぎで食べる。かっこむ。 「お茶漬けを―・む」 (2)「かいこむ(掻込){(1)}」に同じ。 ‖可能‖ かきこめる
  • かきこもる    【掻き籠る】 ひきこもる。とじこもる。 「山寺に―・りて/徒然 17」
  • かきこわす    【掻き壊す】 爪(ツメ)でひっかいて皮膚に傷をつくる。
  • あかきこころ    【明き心】 〔「赤心(セキシン)」を訓読した語か〕 偽りのない心。朝廷に対する忠誠心をいう。 「―を皇辺(スメラヘ)に極め尽して/万葉 4465」
  • かきこんで食べる    大食いする
  • ちょう-こっかきこう    テウコクカキコウ [7] [6] 【超国家機構】 国際組織と異なり,加盟国とその国民を直接拘束する決定を行い,決定を実施するための直接の司法・執行権能を広範に有する内部機関をもつ,複数国家の連合組織。通常はヨーロッパ連合( EU )をさす。 国際組織
  • こす    【小簾】 〔「おす」を誤読してできた語〕 みす。すだれ。 「玉すだれ―のま通し風の涼しさ/金槐(夏)」 ; 【遣す】 よこす。おこす。 「筑紫より来たる人にすだれがはを乞ふを,今々とて―・さねば/兼澄集」 ; 【鼓す】 ※一※ (動サ五) 〔サ変動詞「鼓する」の五段化〕 気分をふるいたたす。 「勇を―・す」 ※二※ (動サ変) ⇒こする ; 【越す・超す】
  • きよきあかきこころ    【清き明き心・浄き明き心】 (1)〔上代語〕 反逆の意志をもたない心。忠誠心。 (2)邪心のない,明朗で曇りなき心。きたなき心・くらき心に対するものとして古神道で高く評価された心情。のち中世神道や江戸の心学に受け継がれた。