かたこう 意味
- 【形鋼・型鋼】
一定の形の断面をもつ棒状鋼材の総称。断面の形により,山形鋼・ I 形鋼・溝(ミゾ)形鋼・ T 形鋼・ H 形鋼などに分かれる。
- かたこうがい 【硬口蓋】 ⇒こうこうがい(硬口蓋)
- じかたこうしゃ 【地方巧者】 徳川氏の関東入国直後の代官で,検地・灌漑や治水工事に優れた技能を持ち,算勘にも明るかった伊奈忠次や大久保長安らのこと。
- かたこ 【片子】 (1)「加地子(カジシ){(1)}」に同じ。 (2)一歳になっていない子。あかご。 (3)植物,カタクリの別名。
- まつかたこうじろう 【松方幸次郎】 (1865-1950) 実業家。正義の三男。川崎造船・松方日ソ石油の社長を歴任。 →松方コレクション
- たこう 【他行】 よその銀行。 ⇔自行 ; 【他校】 よその学校。ほかの学校。 ; 【他行】 「たぎょう(他行)」に同じ。 「職務上―したりとかにて/不如帰(蘆花)」 ; 【多幸】 (1)非常に幸福なこと。よいことが多くあること。また,そのさま。多福。 「御―を祈る」「―に過ごす」 (2)〔医〕 本人や周囲の客観的状況にそぐわず,内容のない爽快な気分の状態。老人性痴呆や薬
- かたこい 【片恋】 片思い。 ⇔諸恋(モロゴイ) 「旅に去にし君しも継ぎて夢(イメ)に見ゆ我(ア)が―の繁ければかも/万葉 3929」
- かたこし 【肩輿】 轅(ナガエ)を肩に載せて担ぐ輿。けんよ。
- かたこて 【片籠手】 弓を引きやすいように,右手には籠手をつけず,敵の攻撃を受ける左手のみに籠手をつけること。 →諸籠手(モロゴテ)
- かたこと 【片言】 方言集。安原貞室著。五巻。1650年刊。愛児に言葉遣いを教えるため,主に京都の方言・訛語(カゴ)を集めて正しい語と対比したもの。片言なおし。 ; 硬くて軽い物が触れ合って出る,乾いた音を表す語。 「荷車を―いわせて引いてくる」 ; 【片言】 〔「かた」は不完全の意〕 (1)幼児や外国人などのたどたどしい話し方。 「―の英語を話す」 (2)方言や俗語。 「さると
- かたこびん 【片小鬢】 〔「かたこうびん」とも〕 片方の小鬢。近世,遊郭で制裁に男の片小鬢を剃り落とす風があった。 「世之介を捕へて,とかくは―剃られて/浮世草子・一代男 3」
- かたこもん 【型小紋】 本来の型染めの小紋。機械捺染(ナツセン)に対していう。
- かたこり 【肩凝り】 肩の筋肉が固くこわばり,不快感を伴う状態。
- かたこと-まじり [5] 【片言交じり】 片言をまじえて話すこと。
- たこうしき 【多項式】 単項式の代数和となっている式。 ⇔単項式
- たこうな 【筍】 「たかむな(筍)」の転。﹝季﹞夏。 「沈の―まもなく植ゑさせ給ひて/宇津保(国譲上)」
例文
- 形鋼(かたこう)とは、構造用鋼材の総称である。
- 酒田港(さかたこう)は、山形県酒田市にある重要港湾である。
- 博多港(はかたこう)は、福岡県福岡市にある特定重要港湾である。
- 波方港(なみかたこう)は、愛媛県今治市波方町波方地区にある港湾。
- 坂田交差点(さかたこうさてん)は沖縄県中頭郡西原町翁長にある交差点。
- 枚方公園駅(ひらかたこうえんえき)は、大阪府枚方市にある、京阪電気鉄道京阪本線の駅。
- 道路においては、路面全体を曲線の内側に傾けることから、これを片勾配(かたこうばい)と呼ぶ。
- 地方巧者(じかたこうしゃ)は、江戸時代に地方支配(じかたしはい)に精通した農政官僚のことである。
- 11世紀後半 博多綱首(はかたこうしゅ) と呼ばれる貿易商や多くの宋人が暮らす、大唐街がつくられる。
- 福島県立喜多方高等学校(ふくしまけんりつきたかたこうとうがっこう)は福島県喜多方市にある県立高等学校。