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かぶきもの 意味

読み方:
"かぶきもの"の例文

意味モバイル版携帯版

  • 【歌舞伎者】
    (1)華美を好み,軽薄・異様な風体をする者。うわついた好色者。伊達(ダテ)者。
    「むかしは博多小女郎と申して―ありける/浮世草子・一代男 5」
    (2)踊り子。
    「女の―を揃へて踊らせける/浮世草子・置土産 4」
    (3)歌舞伎社会の人間。芝居者(シバイモノ)。

  • かぶきもん    【冠木門】 門の一。門柱に,冠木を渡した門。
  • かぶき-もの     【歌舞伎者】 (1) 華美を好み,軽薄・異様な風体をする者。うわついた好色者。伊達(ダテ)者。「むかしは博多小女郎と申して―ありける/浮世草子・一代男 5」 (2) 踊り子。「女の―を揃へて踊らせける/浮世草子・置土産 4」 (3) 歌舞伎社会の人間。芝居者(シバイモノ)。
  • きもの    【季物】 季節のもの。その季節に出まわる野菜・果物・魚など。 ; 【木物】 生け花で,松・桜など木本花卉(カキ)の総称。 ; 【着物】 (1)身に着るもの。衣服。 「―を着る」 (2)(洋服に対して)和服,特に長着をいう。
  • うわかぶき    【上傾】 (1)頭が重くて傾いている状態。頭でっかちで傾きやすいさま。 「―がして,さはつたら向ふへのめりさうな男/歌舞伎・助六」 (2)派手で浮ついている・こと(さま)。みえっぱり。 「大坂はおもふより人の心―にして/浮世草子・一代女 4」
  • うわ-かぶき    ウハ― 【上傾】 (名・形動ナリ) (1) 頭が重くて傾いている状態。頭でっかちで傾きやすいさま。「―がして,さはつたら向ふへのめりさうな男/歌舞伎・助六」 (2) 派手で浮ついている・こと(さま)。みえっぱり。「大坂はおもふより人の心―にして/浮世草子・一代女 4」
  • えどかぶき    【江戸歌舞伎】 ⇒江戸狂言(エドキヨウゲン)
  • えど-かぶき     [3] 【江戸歌舞伎】 江戸狂言
  • おおかぶき    【大歌舞伎】 (1)第一線級の俳優をそろえた一座の大劇場での歌舞伎興行。 (2)「大芝居{(2)}」に同じ。
  • おお-かぶき    オホ― [3] 【大歌舞伎】 (1) 第一線級の俳優をそろえた一座の大劇場での歌舞伎興行。 (2) 「大芝居{ (2) }」に同じ。
  • おくに-かぶき     [4] 【阿国歌舞伎】 江戸初期,出雲大社の巫女(ミコ)といわれる阿国が,京都で,当時流行の念仏踊りや狂言を卑俗化して演じた歌舞・寸劇。歌舞伎の始めとされる。
  • おんな-かぶき    ヲンナ― [4] 【女歌舞伎】 江戸初期に流行した,女だけで演じる歌舞伎。阿国(オクニ)歌舞伎を起源とし,多くは遊女が出演した。1629年風紀を乱すという理由で禁止され,若衆歌舞伎がこれに代わった。遊女歌舞伎。
  • かぶきうた    【歌舞伎唄】 歌舞伎に用いられる唄の総称。長唄に代表される。舞踊の伴奏に用いる所作事唄と,下座(ゲザ)で雰囲気描写に使用される下座唄とに大別される。
  • かぶきえ    【歌舞伎絵】 「芝居絵(シバイエ)」に同じ。
  • かぶきげき    【歌舞伎劇】 ⇒歌舞伎(1)

例文

  • かぶき者(かぶきもの)は、室町時代後期から江戸時代初期にかけての社会風潮。
  • オリジナル曲の、大当たり中に流れる「傾奇者恋歌(かぶきものこいうた)」、確変中に流れる「漢花(おとこばな)」は角田信朗が歌っている。
  • 「傾奇者(かぶきもの)」という言葉と前田慶次郎利益という歴史上の人物を平成の世にメジャーにしたのは、ほとんどこの作品によるものといってもいい。