かみがくれ 意味
読み方:
意味携帯版
- 【神隠れ】
神の姿が見えなくなること。また,貴人の死にもいう。
「岩橋の末絶えて―にぞなりにける/謡曲・葛城」
- かみがくる 【神隠る】 天皇が崩御(ホウギヨ)する。おかくれになる。 「天皇―・れ給ひては/読本・雨月(白峯)」
- かみ-がくれ 【神隠れ】 神の姿が見えなくなること。また,貴人の死にもいう。「岩橋の末絶えて―にぞなりにける/謡曲・葛城」
- かみがたぶんがく 【上方文学】 江戸時代文学(近世文学)の一区分。元禄期(1688-1704)を中心として京都・大坂で制作・出版された文学。井原西鶴の浮世草子のほか,八文字屋から出版される浮世草子類(八文字屋本),近松門左衛門らの浄瑠璃などが代表的。 ⇔江戸文学
- かみがた-ぶんがく [5] 【上方文学】 江戸時代文学(近世文学)の一区分。元禄期(1688-1704)を中心として京都・大坂で制作・出版された文学。井原西鶴の浮世草子のほか,八文字屋から出版される浮世草子類(八文字屋本),近松門左衛門らの浄瑠璃などが代表的。 江戸文学
- みがく 【未学】 学問の修め方が不十分である・こと(さま)。そのような人をもいう。 「―ナヒト/日葡」 ; 【磨く・研く】 (1)こすってつやを出したり,きれいにしたりする。 「靴を―・く」「床を―・く」 (2)技芸などの練習に励む。上達しようとする。 「腕を―・く」「技を―・く」 (3)美しく飾る。 「常よりも御しつらひ心殊に―・きつくろひ/枕草子 104」 (4)光彩を添え
- かみがかり 【上掛】 もと京都を本拠とした座の系統を引く能の流派。観世・宝生の二流をいう。京掛(キヨウガカリ)。 →下掛(シモガカリ) ; 【神懸(か)り・神憑り】 〔古くは「かむがかり」〕 (1)神霊が人の体に乗り移ること。また,そのような状態やその人。 (2)尋常とは思えない言動を行うこと。また,いちずに信じこむこと。狂信的なこと。 「―的なところのある人」
- かみがき 【神垣】 神域を他と区切る垣。また,神域。斎垣(イガキ)。玉垣。
- かみがきの 【神垣の】 「御室(ミムロ)」にかかる。 「―三室の山は/清輔集」
- かみがき-の 【神垣の】 (枕詞) 「御室(ミムロ)」にかかる。「―三室の山は/清輔集」
- かみがしら 【髪頭】 「髪冠(カミカンムリ)」に同じ。
- かみがた 【上方】 〔「かみ(上)」は皇居のある所の意〕 都の方面。京都およびその付近。また,京阪地方や広く近畿地方をいう。 「―言葉」「―落語」 〔江戸時代,五畿内からは京都およびその付近,江戸からは京都・大坂をさし,諸地方からは京都およびその一円,また広く五畿内をさしていった〕 ; 【髪形・髪型】 結ったり,切り整えたりして仕上げた髪の恰好。髪のかたち。ヘア-スタイル。
- かみがたえ 【上方絵】 江戸の錦絵の影響を受けて,文化・文政(1804-1830)以降上方で流行した浮世絵版画。浪華(ナニワ)錦絵。大坂絵。 ⇔江戸絵
- かみがたご 【上方語】 上方地方を中心に行われている言葉。特に江戸時代には,京都・大坂などを中心に行われた言葉は,広く全国にもよく理解され一種の共通語的な性格をももつに至っていた。上方言葉。京阪語。 →近世語
- かみがたり 【神語り】 神が人に乗り移ってものを言うこと。神託。託宣。 「―するこそ恐ろしけれ/謡曲・巻絹」
- かみがた-うた [4] 【上方歌・上方唄】 江戸時代に上方で流行した三味線伴奏歌曲の類の総称。その多くは盲人音楽家(盲法師)の専門芸に取り入れられ,地歌と呼ばれている。法師歌。京歌。 江戸唄