かんじゃく 意味
- 【貫籍】
律令制で,戸籍につけること。また,本籍地の戸籍。貫属。かんせき。
- 【閑寂】
(1)もの静かなさま。静かで趣のあるさま。かんせき。
「―な境内」
(2)蕉風俳諧の美的理念の一。さび。
﹛派生﹜——さ(名)
- こんじゃくのかん 【今昔の感】 昔の事を思い起こして,あまりの変わりように驚いて起こる感慨。 「―に堪えない」
- こんじゃく-の-かん [6] 【今昔の感】 昔の事を思い起こして,あまりの変わりように驚いて起こる感慨。「―に堪えない」
- ふくうけんじゃく-かんのん ―クワンオン 【不空羂索観音】 (梵 Amoghapāśa) 六観音・七観音の一。大悲の羂索(鳥獣を捕らえる道具)でもらさず(不空)一切の衆生(シユジヨウ)を救いとる観音。顔は一面・三面・一一面のものなどがあり,腕の数も一定しない。ふくうけんさくかんのん。
- あんじゃく 【暗弱・闇弱】 愚かで劣っている・こと(さま)。 「―にして天職を奉ずること能はず/百一新論(周)」
- えんじゃく 【円寂】 〔仏〕 (1)涅槃(ネハン)。また,涅槃に入ること。 (2)仏あるいは高僧が死ぬこと。入寂。遷化(センゲ)。 「俄に病に侵され―し給ひけるとかや/太平記 4」 ; 【燕雀】 (1)ツバメとスズメ。 (2)度量の小さい人物のたとえ。 →鴻鵠(コウコク) ――安(イズク)んぞ鴻鵠(コウコク)の志(ココロザシ)を知らんや 〔史記(陳渉世家)〕 ツバメやスズメのよう
- おんじゃく 【温石】 (1)焼いた石を綿などで包んだもの。冬,体を暖めるのに使った。焼き石。﹝季﹞冬。《草庵の―の暖唯一つ/虚子》 (2)〔温石をぼろ切れに包んで用いたことから〕 ぼろを着ている人をあざけっていう語。
- きんじゃく 【金雀】 (1)かんざしの首に金の雀をつけたもの。 (2)鳥のヒワの異名。﹝季﹞秋。
- けんじゃく 【剣尺】 物差しの一種。曲尺(カネジヤク)の一尺二寸(約36センチメートル)を八等分した目盛りがつけてある。刀剣・仏像などを測り,吉凶を占ったりもした。玉尺(ギヨクシヤク)。 ; 【検尺・撿尺】 伐採した材木の長さ・直径・本数などを測り記録すること。検知。 ; 【間尺】 一間ごとにしるしをつけた縄。間縄(ケンナワ)。
- こんじゃく 【今昔】 いまとむかし。古今。こんせき。
- さんじゃく 【山鵲】 スズメ目カラス科の鳥。全長65センチメートルほどで,尾羽が長い。体は濃青色で,頭頂から頸(クビ)にかけて灰色,顔から胸は黒く,くちばしと足は赤い。ヒマラヤ・タイから中国に分布。古く飼い鳥として輸入された。 ; 【三尺】 〔一尺(約30.3センチメートル)の三倍〕 「三尺帯」の略。 ――下がって(=去って)師(シ)の影(カゲ)を踏(フ)まず 〔弟子が師に随行する時,三尺離
- せんじゃく 【染着】 〔仏〕 心が対象にとらわれること。執着すること。 ; 【孱弱】 かよわいこと。弱々しいこと。また,そのさま。繊弱。 「見るからに―なからだ」「―なる婦人の為し能はぬ所/新粧之佳人(南翠)」
- たんじゃく 【短冊・短尺】 ⇒たんざく(短冊)
- てんじゃく 【典籍】 〔「じゃく」は呉音〕 ⇒てんせき(典籍)
- とんじゃく 【頓着】 〔「貪着(トンジヤク)」と同源〕 深く心にかけること。気にすること。懸念。心配。とんちゃく。 「物事に―しない性質」 ; 【貪着】 〔仏〕 物事に執着し,むさぼり求めて,それに心をとられること。 「此の人,世に有りて五欲に―し,財宝を愛惜して/今昔 1」
- なんじゃく 【軟弱】 (1)やわらかく,しっかりしていない・こと(さま)。 「―な地盤」「―なからだ」 (2)自分の考えがなくて,相手の言うままになること。気骨のないこと。また,そのさま。 ⇔強硬 「―な男」 (3)取引で,相場が下落気味なこと。 ﹛派生﹜——さ(名)
例文
- 中村 翫雀(なかむら かんじゃく)は、歌舞伎の名跡の一つ。
- 中村 翫雀(なかむら かんじゃく)は、歌舞伎の名跡の一つ。
- 5代目中村 翫雀(ごだいめ なかむら かんじゃく、1959年(昭和34年)2月6日 - )は、歌舞伎役者。
- 5代目中村 翫雀(ごだいめ なかむら かんじゃく、1959年(昭和34年)2月6日 - )は、歌舞伎役者。