さんじゃく 意味
- 【山鵲】
スズメ目カラス科の鳥。全長65センチメートルほどで,尾羽が長い。体は濃青色で,頭頂から頸(クビ)にかけて灰色,顔から胸は黒く,くちばしと足は赤い。ヒマラヤ・タイから中国に分布。古く飼い鳥として輸入された。
- 【三尺】
〔一尺(約30.3センチメートル)の三倍〕
「三尺帯」の略。
――下がって(=去って)師(シ)の影(カゲ)を踏(フ)まず
〔弟子が師に随行する時,三尺離れて影も踏まないようにするということから〕
弟子は師を尊敬し,礼儀を忘れてはならないといういましめ。弟子七尺去って師の影を踏まず。
――高・し
磔(ハリツケ)の刑に処せられること。磔は,地面から三尺の高さの所に足をうちつけた。
「―・い木の空で,主(シユウ)殺しの御成敗受けて/歌舞伎・勧善懲悪覗機関」
――の童子(ドウジ)
三尺ほどの身長の子供。無知な者にたとえる。
「―でもわきまえていること」
- さんじゃくね 【三尺寝】 大工・左官など職人の昼寝のこと。三尺ほどの狭い場所で寝るからとも,日の陰が三尺ほど動く間だけ寝るからともいう。﹝季﹞夏。
- さんじゃく-おび [5] 【三尺帯】 (1) 子供のへこ帯。また,近世,職人などが締めた三尺の手ぬぐいや木綿の帯。 (2) ( (1) を締めていたことから) 職人や遊び人のこと。
- さんじゃく-だな [4] [0] 【三尺店】 間口三尺ほどの店。小さな店。小さな家。
- さんじゃく-ね [4] 【三尺寝】 大工・左官など職人の昼寝のこと。三尺ほどの狭い場所で寝るからとも,日の陰が三尺ほど動く間だけ寝るからともいう。 [季] 夏。
- さんじゃく-もの [0] 【三尺物】 (侠客が三尺帯を締めていたことから) 講談・浪曲で,博徒や侠客を主人公とした演目の総称。「天保水滸伝」「国定忠治」「清水次郎長」など。
- けいさんじゃく 【計算尺】 〔slide rule〕 乗・除・冪(ベキ)・根などの計算をするための物差し状の器具。二本の目盛り尺(固定尺)に挟まれた一本の目盛り尺(滑り尺)を滑らせ,カーソルを移動して目盛りをあわせ,値を求める。
- さんじゃくおび 【三尺帯】 (1)子供のへこ帯。また,近世,職人などが締めた三尺の手ぬぐいや木綿の帯。 (2)〔(1)を締めていたことから〕 職人や遊び人のこと。
- さんじゃくだな 【三尺店】 間口三尺ほどの店。小さな店。小さな家。
- さんじゃくもの 【三尺物】 〔侠客が三尺帯を締めていたことから〕 講談・浪曲で,博徒や侠客を主人公とした演目の総称。「天保水滸伝」「国定忠治」「清水次郎長」など。
- さんじゃく-てぬぐい ―ヌグヒ [5] 【三尺手拭い】 長さ三尺ほどの手ぬぐい。鉢巻・頬(ホオ)かぶり・置き手ぬぐいなどに用いた。
- さんじゃくてぬぐい 【三尺手拭い】 長さ三尺ほどの手ぬぐい。鉢巻・頬(ホオ)かぶり・置き手ぬぐいなどに用いた。
- あんじゃく 【暗弱・闇弱】 愚かで劣っている・こと(さま)。 「―にして天職を奉ずること能はず/百一新論(周)」
- えんじゃく 【円寂】 〔仏〕 (1)涅槃(ネハン)。また,涅槃に入ること。 (2)仏あるいは高僧が死ぬこと。入寂。遷化(センゲ)。 「俄に病に侵され―し給ひけるとかや/太平記 4」 ; 【燕雀】 (1)ツバメとスズメ。 (2)度量の小さい人物のたとえ。 →鴻鵠(コウコク) ――安(イズク)んぞ鴻鵠(コウコク)の志(ココロザシ)を知らんや 〔史記(陳渉世家)〕 ツバメやスズメのよう
- おんじゃく 【温石】 (1)焼いた石を綿などで包んだもの。冬,体を暖めるのに使った。焼き石。﹝季﹞冬。《草庵の―の暖唯一つ/虚子》 (2)〔温石をぼろ切れに包んで用いたことから〕 ぼろを着ている人をあざけっていう語。
- かんじゃく 【貫籍】 律令制で,戸籍につけること。また,本籍地の戸籍。貫属。かんせき。 ; 【閑寂】 (1)もの静かなさま。静かで趣のあるさま。かんせき。 「―な境内」 (2)蕉風俳諧の美的理念の一。さび。 ﹛派生﹜——さ(名)
例文
- 三尺帯(さんじゃく-おび)は男物の帯の一種。
- 桂 三若(かつら さんじゃく)は、上方落語の名。
- 桂 三若(かつら さんじゃく)は、上方落語の名。
- 秋葉三尺坊の大祭 - 読みは「あきばさんじゃくぼうのたいさい」。
- 計算尺(けいさんじゃく)とは対数の原理を利用したアナログ式の計算用具である。
- 桂 三若(かつら さんじゃく、1970年3月5日 - )は兵庫県神戸市出身の落語家。
- 桂 三若(かつら さんじゃく、1970年3月5日 - )は兵庫県神戸市出身の落語家。
- 13尺土俵(じゅうさんじゃくどひょう)とは、江戸時代から1931年まで使われた土俵の大きさ。
- 秋葉三尺坊の大祭(あきばさんじゃくぼうのたいさい) - 年に1度、12月の第2日曜日に、桃花台ニュータウンの南側にある福厳寺で行われるお祭り。