きりすて 意味
- 【切(り)捨て・斬り捨て】
(1)人などを刀で切り,そのまま放っておくこと。
(2)計算などで,求める位に満たない端数を無視すること。
⇔切り上げ
- きりすてる 【切(り)捨てる・斬り捨てる】 (1)必要でない部分を切って捨てる。 「大根のしっぽを―・てる」 (2)計算で,求める位に満たない端数を無視する。 ⇔切り上げる 「小数点以下は―・てる」 (3)ある基準以下のものを無視する。 「弱者を―・てる政策」 (4)人などを刀で切り,そのまま放っておく。切ってしまう。 「一刀のもとに―・てる」
- きりすて-ごめん [0] 【切(り)捨て御免】 江戸時代,武士に与えられた特権の一。非礼な働きをした下士・庶民を切り捨てても咎(トガ)められなかったこと。ただし,正当な理由がない場合は処罰の対象となった。
- きりすてごめん 【切(り)捨て御免】 江戸時代,武士に与えられた特権の一。非礼な働きをした下士・庶民を切り捨てても咎(トガ)められなかったこと。ただし,正当な理由がない場合は処罰の対象となった。
- きり-すて [0] 【切(り)捨て・斬り捨て】 (1) 人などを刀で切り,そのまま放っておくこと。 (2) 計算などで,求める位に満たない端数を無視すること。 切り上げ
- とりすてる 【取(り)捨てる】 取って捨てる。取り去る。取り除く。 「不要なものは―・てる」
- のりすてる 【乗(り)捨てる】 乗り物を降りて,その乗り物を放置する。また,乗り物から降りて,その乗り物のことはかまわずに行く。 「駅で車を―・てる」
- ふりすてる 【振(り)捨てる】 (1)思い切って捨てる。捨てて顧みない。 「未練を―・てる」「自分を―・てた女の名/明暗(漱石)」 (2)神輿(ミコシ)などをかつぎ出し置き去りにする。 「神輿をば陣頭に―・て奉り/平家 1」
- 取りすてる 撥除ける; 擲つ; 取りはずす; 引去る; 除する; 投捨てる; 略する; 捨てる; 奪い取る; 打ち捨てる; 投打つ; 投げすてる; 抛つ; 除去する; 取外す; 取りはらう; 取っ外す; 取去る; 取っぱずす; 除す; 取り捨てる; 投げ捨てる; 抜き去る; 放す; 外す; うっちゃる; 擯斥する; 抛りだす; 脱略する; 取払う; 奪取る; 取捨てる; 取りのける; 抜く; ほっぽる;
- 振りすてる 打棄てる; 見棄てる; 見切る; 捨てる; 打ち捨てる; 捨去る; 見限る; 捨て去る; 突きはなす; 振る; 放す; 見捨てる; 見放す; 突放す; 棄てる; ほうりだす; 放りだす; 棄て去る; 突っ放す; 放棄する; 遺棄する; 捨てさる; 見きる; 突き放す; ほうる; 振り捨てる; 見はなす; 見離す; 抛り出す; 振捨てる; 放り出す; 打捨てる; 抛棄する; 突き離す; 抛りだす
- きりぎりす 【螽斯・螽蟖・蟋蟀】 (1)キリギリス科の昆虫。体長40ミリメートル内外。体は緑色か褐色で,前ばねの部分には黒点がある。はねは短く,腹端に達する程度。雌の産卵管は長く細い剣状。雄は夏,草むらでチョンギースと鳴く。本州以南の日本各地に分布。ハネナガキリギリス・ヤブキリなどの近縁種をも含めることがある。﹝季﹞秋。《むざんやな甲の下の―/芭蕉》 (2)コオロギの古名。 「―いたくな鳴きそ秋の夜
- なきりすげ 【菜切菅】 カヤツリグサ科の多年草。丘陵地の林に自生。叢生(ソウセイ)して株を作り,稈(カン)は高さ40~80センチメートル。葉は線形で硬く,縁と裏面がざらつく。秋,小穂を円錐状につける。
- かなぐりすてる 【かなぐり捨てる】 (1)身につけている衣類などを,乱暴に取って放り出す。 「上着を―・てて飛びかかる」 (2)大事にしてきたものを思い切って振り捨てる。 「恥も外聞も―・てる」
- うた-きりぎりす 【歌螽斯】 コオロギの古名。
- すっきりする 目がさめる; さえる; 涼む; さっぱりする
- はっきりする きらきら光る; 明らかになる; 現れる; 明かになる; 明らかにする; 出現する; 輝く
例文
- 切捨御免(きりすてごめん・斬捨御免)とは苗字帯刀と並ぶ江戸時代の武士の特権である。
- 斬り捨て御免!(きりすてごめん)は、島田一男原作の「江戸三十六番所」をベースに映像化した連続テレビ時代劇。