くそう 意味
- 【口唱】
阿弥陀の名を口に唱えること。口称(クシヨウ)。
「南無阿弥陀仏と,くも―遥かに声うちあげたれば/栄花(嶺の月)」
- 【宮僧】
「社僧(シヤソウ)」に同じ。
- 【九僧】
〔仏〕 大法会の九人の役僧。導師・呪願師・唄師(バイシ)・散華師・梵音師・錫杖師・引導・堂達・衲衆(ノウシユウ)。
- 【九想・九相】
〔仏〕 人間の死体が腐乱して白骨化するまでの九段階を観想すること。肉体に対する執着を消すために行う。九想観。九想門。
- あくそう 【悪相】 (1)恐ろしい人相。醜い顔つき。 (2)不吉な現象。 「天より悪事の物降り,さまざまの―を現ず/今昔 1」 ; 【悪僧】 (1)仏の教えを守らない堕落した僧。 (2)武芸にすぐれた勇猛な僧。荒法師。
- おくそう 【臆想】 推測して想像すること。 「或は―を交へて話し/日本開化小史(卯吉)」
- かくそう 【各層】 (1)それぞれの階層。また,それに属する人々。 「国民―の支持を得る」 (2)それぞれの地層。 ; 【客窓】 宿屋の窓。また,宿屋。旅館。 ; 【客僧】 ⇒きゃくそう(客僧)
- かたくそう 【火宅僧】 妻のある僧侶。妻帯僧。
- がくそう 【学窓】 〔学校の窓の意〕 学問を学ぶ所。学校。 「―を巣立つ」 ; 【学僧】 (1)学問に優れた僧。 (2)修学中の僧。
- きゃくそう 【却走・卻走】 逃げ走ること。走り戻ること。 「暗黒に向つて―する時に当つて/復活(魯庵)」 ; 【却掃】 はらいのけること。 「虚飾を却け,又之を掃ひ,之を―し尽して/学問ノススメ(諭吉)」
- きょくそう 【曲想】 楽曲の構想。また,曲の主要なモチーフ。 「―を練る」 ; 【極相】 群落遷移の最終段階。その地域の気候条件に最も適応し,長期にわたって安定した状態に達した段階で,適温・適湿の地では陰樹林となる。極盛相。クライマックス。
- ぎゃくそう 【逆走】 本来走るべき方向とは反対の方向へ走ること。 ; 【逆送】 送り返すこと。
- くそうず 【臭水】 〔「くさみず」の転〕 石油の古名。
- こくそう 【国喪】 国民全体が喪(モ)に服すること。 ; 【国葬】 国の儀式として国費で行う葬儀。
- こくそう-いん ―サウヰン [3] 【穀倉院】 平安時代,畿内諸国からの調銭,無主の位田・職分田(シキブンデン)・没官田(モツカンデン)などからの穀物を納めた朝廷の倉庫。饗饌(キヨウセン)・救貧・学問料にあてた。
- ごくそう 【獄窓】 牢獄の窓。また,牢獄のなか。獄中。
- さくそう 【錯綜】 物事が複雑に入り組んでいること。入りまじっていること。錯雑。 「指揮系統が―している」「―した論理展開」
- しゃくそう 【錫僧】 法会の時,錫杖を振って梵唄(ボンバイ)を行う僧。錫杖師。
- しゅくそう 【宿草】 「宿根草」に同じ。
例文
- 湖の上に行くそうかのボートがあった。
- 俺はベストを尽くそうと努力している。
- あなたはアメリカに行くそうですね。
- 彼女はまったくそうは思っていない。
- 噂だと彼らはオーストラリアにいくそうです。
- 私はよくそうした感情に襲われた。
- 私は最善を尽くそうと決心した。
- 全くそうなってほしものですよ。
- ビルは結局医大に行くそうだ。
- 彼はまさしくそう言った。