こごり 意味
- 【凝り】
(1)こごること。また,そのもの。
(2)魚の煮汁をこごらせたもの。煮こごり。
- こごりぶな 【凝り鮒】 煮て,その煮汁を冷やし固まらせた鮒の料理。﹝季﹞冬。
- こごり-どうふ [4] 【凝り豆腐】 高野豆腐
- こごり-ぶな [4] 【凝り鮒】 煮て,その煮汁を冷やし固まらせた鮒の料理。 [季] 冬。
- にこごり 【煮凝り】 魚などの煮汁が冷えて固まったもの。また,煮魚の身をほぐして煮汁とともに固めた寄せ物。ゼラチンが冷えて固まってできる。﹝季﹞冬。
- に-こごり [0] 【煮凝り】 魚などの煮汁が冷えて固まったもの。また,煮魚の身をほぐして煮汁とともに固めた寄せ物。ゼラチンが冷えて固まってできる。 [季] 冬。
- 煮こごり ゼリー; 煮凍り; 凝結物; 塊; 煮凝り
- こごりどうふ 【凝り豆腐】 ⇒高野豆腐(コウヤドウフ)
- こご 【供御】 〔「くご」の転〕 食事。 →おこご(御供御) ; 【古語】 (1)昔使われた言葉で,現在では一般に使われなくなっているもの。古典語。 ⇔現代語 「―辞典」 (2)古人の言ったことば。 「―にいわく」 ; 【故吾】 昔の自分。もとのままの自分。 「文三の今我(コンガ)は―でない/浮雲(四迷)」 ; 物をもむ音をあらわす語。ごしごし。 「しただみをい
- ごり 【鮴・石伏魚】 (1)淡水魚カジカの異名。 (2)チチブやヨシノボリなど,小形のハゼ類の異名。﹝季﹞夏。
- ごり-ごり ■一■ [1] (副)スル (1) かたい物がこすれるさま。また,かたい物がこすれ合って立てる音を表す語。「ひざで―(と)押す」「豆を―(と)碾(ヒ)く」 (2) かたくてでこぼこしているさま。「―した背骨」 (3) 力まかせに事を行うさま。強引に押し通すさま。「力で―押しまくる棋風」 ■二■ [0] (形動) 歯が立たないほどかたいさま。「―の里芋」「まだ生で―だ」
- おこご 【御供御】 〔「おくご(御供御)」の転〕 昼飯。 「釈迦様の開帳の相伴やら―やら/浄瑠璃・長町女腹切(上)」
- お-こご 【御供御】 (「おくご(御供御)」の転) 昼飯。「釈迦様の開帳の相伴やら―やら/浄瑠璃・長町女腹切(上)」
- こごう 【小督】 (1)平家物語にみえる女性。中納言藤原成範(シゲノリ)の娘。高倉天皇の寵(チヨウ)を受けたため平清盛に憎まれて嵯峨野に身を隠すが勅命を受けた源仲国によって見いだされて戻り,天皇との間に範子内親王を儲ける。このため清盛に尼にされて追放された。 (2)能の一。四番目物。金春(コンパル)禅竹作。平家物語の巻六に題材をとった現在物。 (3)箏曲の一。山田流四つ物の一。山田検校(ケンギヨ
- こごえ 【小声】 小さな低い声。 ⇔大声 「―で話す」
- こごし 【凝し】 岩などがごつごつしている。 「岩が根の―・しき道の石床(イワトコ)の/万葉 3329」 ; 【小輿】 輿の一種。屋形がなく,台の周囲に朱塗りの高欄をめぐらしたもの。後方より従者が台上の人の頭上に傘をかざす。 ; 【小腰】 (1)腰。ちょっとした腰についての動作にいう。 「―をかがめる」「船頭は…―に櫓を押した/田舎教師(花袋)」 (2)女房装束の裳(モ)の大腰の
例文
- 地域によってはこごり、こうごり、こんごりなどとも呼ばれる。
- やはりぶつ切りのウナギが浮かぶにこごり、ジェリード・イールもある。
- 『暦便覧』では、「陰気やうやく重りて、露こごりて白色となれば也」と説明している。
- 煮凝り(にこごり)は、ゼラチン質の多い魚や肉などの煮汁が冷えてゼリー状に固まったもの。
- 豚のヘッドチーズ (Hoghead cheese) :豚の鼻面、唇、耳などを刻んで煮込み、煮こごりごと冷まして固めたもの。
- 中国山東省広饒県などの名物料理で、ロバ肉を煮込んで、ゼラチン質と共に冷やし固め、スライスしてたべる、アスピック(煮こごり)のような前菜料理。