さびれる 意味
- 【寂れる・荒びれる】
(1)にぎやかであった所が,人けがなくなってさびしくなる。すたれる。
「大きなスーパーができて商店街が―・れた」
(2)荒れ果てる。荒廃する。
「―・れた風景」
- ものさびれる 【物寂れる】 なんとなくさびれる。 「―・れた裏町」
- さびれ 【寂れ】 さびれること。おとろえること。
- さび・れる [0] [3] 【寂れる・荒びれる】 (動ラ下一) [文] ラ下二 さび・る (1) にぎやかであった所が,人けがなくなってさびしくなる。すたれる。「大きなスーパーができて商店街が―・れた」 (2) 荒れ果てる。荒廃する。「―・れた風景」
- くたびれる 【草臥れる】 (1)体力を消耗してそれ以上動くのがいやになる。疲れる。疲労する。 「引っ越しで―・れた」 (2)使い古して,みすぼらしい感じになる。人についていうこともある。 「―・れた背広」「鏡を見て―・れた也/中華若木詩抄」 (3)(動詞の連用形に付いて)長くそのことをして,さらに続ける気力がなくなる。 「待ち―・れる」 〔「草臥」は当て字〕
- くびれる 【括れる】 〔「縊(クビ)れる」と同源〕 物の中程が両端に比べ細くなっている。 「胴の―・れた花びん」 ; 【縊れる】 首をくくって自殺する。 「―・れて死んでいた」
- しそびれる しそこなう; そこなう
- そびれる 他の動詞の連用形に付いて,機会を失ってできなかった,の意を表す。 「言い―・れる」「ゆふべは寝―・れて/滑稽本・浮世風呂(初)」
- ねそびれる 【寝そびれる】 眠る時機を失って,眠ろうとしても眠れなくなる。ねはぐれる。ねそこなう。 「隣がうるさくて,―・れてしまった」
- ひびれる 【罅れる】 ひびがはいる。割れ目ができる。
- わるびれる 【悪怯れる】 おどおどしたり,恥ずかしがったりする。 「いっこうに―・れた様子もない」
- 寝そびれる ねそびれる ④ 眠る時機を失って,眠ろうとしても眠れなくなる。ねはぐれる。ねそこなう。 「隣がうるさくて,―・れてしまった」
- 悪びれる 悪怯れる
- 寂れる・荒びれる さびれる ◎③ (1)にぎやかであった所が,人けがなくなってさびしくなる。すたれる。 「大きなスーパーができて商店街が―・れた」 (2)荒れ果てる。荒廃する。 「―・れた風景」
- いいそびれる 【言いそびれる】 言い出す機会がなく,言うべきことを言えずに終わる。言いはぐれる。 「かわいそうで小言も―・れた」
例文
- その後太平洋戦争によりさびれる。
- 町がさびれるという反対派の声もあったが、議論の結果、1952年、国立市は東京で初めて「文教地区」の指定を受けた。
- 2006年現在、移転が進んで町が一時的にさびれる過渡期の状況に置かれている地元住民の間では、「この中途半端な状況から早く抜け出したい。
- かつて海上の一大交易拠点として繁栄を誇り「海の宝石」と讃えられていた海上移動都市トリスティアは、11年前に発生したドラゴンの襲撃を転機にさびれる一方であった。
- 利用がなかなか進まない十勝港(船舶の定期航路は需要がないため廃止)へのアクセス需要が殆ど望めず、現状では交通量が少ない既存道路に不便を感じている住民が少ない事、開通後のマイナス面を考えると逆にストロー現象なってしまう事も考えられ、村全体の経済効果が無く逆にさびれる事になりかねないという思いが背景としてあるようだ。