しゅうらく 意味
- 【集落】
(1)人が集まって生活している所。人家が集まっている所。村落。
(2)地理学で,人間の居住の形態。家屋だけでなく耕地なども含む。また,村落のみならず広義には都市をも含む。
(3)バクテリアが固体培養基の上に作った集団。コロニー。
- かんごう-しゅうらく クワンガウシフラク [5] 【環濠集落】 周囲に濠(ホリ)をめぐらした集落。排水,防衛,集落の限界の機能をもつとみられる。弥生時代の遺跡もある。環溝集落。
- かんしゅうらく 【甘州楽】 舞楽の一。左方に属する唐楽で平調(ヒヨウジヨウ)の準大曲。新楽。六人または四人による文の舞。襲装束(カサネシヨウゾク)を諸肩袒(モロカタヌギ)にして舞う。
- こうち-せい-しゅうらく カウ―シフラク [6] 【高地性集落】 弥生時代中期の瀬戸内海・大阪湾沿岸の丘陵・山頂につくられた集落。兵庫県芦屋市会下山遺跡・香川県詫間町紫雲出遺跡では,石槍・石鏃が多く,軍事的緊張に対応した防御集落と考えられる。
- しゅうふうらく 【秋風楽】 雅楽の一。左方の新楽。盤渉(バンシキ)調の中曲。常装束で舞う平舞の四人舞。嵯峨天皇の南池院行幸の際,常世乙魚が作舞し,大戸清上が作曲したという。現在廃曲。長殿楽。寿春楽。
- しゅうらくいせき 【集落遺跡】 住居址が多数まとまって集落の形跡をとどめる遺跡。
- しゅうらく-いせき シフ―・シユウ―ヰ― [5] 【集落遺跡】 住居址が多数まとまって集落の形跡をとどめる遺跡。
- しんでん-しゅうらく ―シフ― [5] 【新田集落】 江戸時代,新田に計画的につくられた集落。短冊型の土地割を施し,家屋は道路に沿って細長く分布。地名に新田がつくものが多い。
- じょうり-しゅうらく デウ―シフ― [4] 【条里集落】 日本古代の計画的につくられた集落。道は碁盤目状に区画され,家屋は塊状に集まって耕地の中に散在する。近畿地方を中心に西日本に多く分布。 条里制
- せんしゅうらく 【千秋楽】 〔(3) が法会(ホウエ)などの最後に奏されたところからという〕 (1)相撲・芝居などの興行の最後の日。千歳楽。らく。 (2)謡曲「高砂」の終わりの部分。婚礼のときなどの祝言として謡われる。 (3)雅楽の曲の名の一。盤渉(バンシキ)調の曲で舞がない。千歳楽。
- たにぐち-しゅうらく ―シフ― 【谷口集落】 河川が山地から平地に出るところに立地する集落。交易地として発達。渓口(ケイコウ)集落。
- かんごうしゅうらく 【環濠集落】 周囲に濠(ホリ)をめぐらした集落。排水,防衛,集落の限界の機能をもつとみられる。弥生時代の遺跡もある。環溝集落。
- かんじょうしゅうらく 【環状集落】 中央に広場と集団墓地を設け,その周りに竪穴住居を環状・同心円形に配置した,縄文時代集落の典型的な形。前期~後期の集団の拠点的な集落。
- かんじょう-しゅうらく クワンジヤウシフ― [5] 【環状集落】 中央に広場と集団墓地を設け,その周りに竪穴住居を環状・同心円形に配置した,縄文時代集落の典型的な形。前期~後期の集団の拠点的な集落。
- こうちせいしゅうらく 【高地性集落】 弥生時代中期の瀬戸内海・大阪湾沿岸の丘陵・山頂につくられた集落。兵庫県芦屋市会下山遺跡・香川県詫間町紫雲出遺跡では,石槍・石鏃が多く,軍事的緊張に対応した防御集落と考えられる。
- しょうえんしゅうらく 【荘園集落】 平安から室町時代にかけて,扇状地や氾濫原などに荘園を中心に開拓された集落。領家・別府・別所・新荘などの地名はその名残。
例文
- 別名「甘州楽」(かんしゅうらく)。
- 板井原集落(いたいばらしゅうらく)は鳥取県八頭郡智頭町にある山村集落。
- 聚楽園駅(しゅうらくえんえき)は愛知県東海市荒尾町にある名鉄常滑線の駅。
- 環濠集落(かんごうしゅうらく)とは、周囲に堀をめぐらせた集落(ムラ)のこと。
- 聚楽園大仏(しゅうらくえんだいぶつ)は、愛知県東海市の聚楽園公園にある大仏である。
- 1912年 - 新開地のランドマーク的存在である劇場、聚楽館(しゅうらくかん)が完成。
- 分離集落(ぶんりしゅうらく、イタリア語 frazione)は、イタリアの行政概念である。
- 日本民家集落博物館(にほんみんかしゅうらくはくぶつかん)は、大阪府豊中市の服部緑地内にある博物館。
- 最初の日を「初日(しょにち)」、8日目を「中日(なかび)」、最終日を「千秋楽(せんしゅうらく)」と呼ぶ。
- 集落(しゅうらく、元の用字は聚落)とは、単に人が住む家屋の集合した状態の場所のことを指す地理学的な概念。