じたばた 意味
- (1)手足をむやみに動かして抵抗するさま。ばたばた。
「―(と)もがく」「―すると殺してしまうぞ」
(2)(現状から逃れようとして)あわてふためくさま。
「いまさら―してもはじまらない」
- じたばたする 楯突く; 踏みこたえる; 立向う; 踏みとどまる; 挑む; 耐忍ぶ; 抗戦する; 歯むかう; 抗する; 刃むかう; 奮戦する; 諍う; 持ち堪える; 藻掻く; 斥ける; 悪足掻きする; 粘る; 抗す; 踏ん張る; 立ちむかう; 持堪える; 辛棒する; 手向う; 抗う; 踏堪える; 悪足掻する; 抗拒する; 邀え撃つ; 足掻く; 持ちこたえる; 立ち向かう; 耐える; 立向かう; 争う; もがく
- じたばたすること ばたばたすること
- じた-ばた [1] (副)スル (1) 手足をむやみに動かして抵抗するさま。ばたばた。「―(と)もがく」「―すると殺してしまうぞ」 (2) (現状から逃れようとして)あわてふためくさま。「いまさら―してもはじまらない」
- ばたばた ※一※ ① (副) (1)物が風にあおられたり,続けて当たったりして立てる音を表す語。 「木戸が風で―する」「立ててあった本が―(と)倒れる」 (2)鳥が羽ばたく音や人が手足を忙しく動かして立てる音を表す語。 「廊下を―(と)走る」 (3)何度も引き続いて起こるさま。事態が急速に進行するさま。 「話が―とまとまった」 (4)忙しいさま。落ち着かないさま。 「お祭りの準備で―して
- ばたばたする はためく; 翻る
- きたばたけ 【北畠】 姓氏の一。村上源氏中院流。鎌倉・南北朝時代の公家。室町時代には伊勢国司として三国司家の一に数えられた。
- どたばた ※一※ ① (副) (1)室内などで騒いだり暴れたりするさま。どたどた。 「二階で―する」 (2)足音などの荒々しいさま。どたどた。 「廊下を―(と)走りまわる」 (3)あわてさわぐさま。 「開会式の準備で―する」 ※二※ ◎ (名) 「どたばた喜劇」の略。
- ばたばたすること じたばたすること
- 風にばたばたする シバーする
- したばたらき 【下働き】 (1)他人の下で働くこと。目立たない雑務などをすること。また,その人。下回り。 (2)炊事・掃除などの雑事をすること。また,その人。下回り。
- どたばた喜劇 どたばたきげき ⑤ 滑稽な動きで笑わせようとする喜劇。スラップスティック。
- どたばた-きげき [5] 【どたばた喜劇】 滑稽な動きで笑わせようとする喜劇。スラップスティック。
- かりたばたらき 【刈り田働き】 「刈り田狼藉」に同じ。 「―に日を送る/常山紀談」
- きたばたけ-あきいえ ―アキイヘ 【北畠顕家】 (1318-1338) 南北朝時代の公家・武将。親房の長子。1333年,陸奥(ムツ)守に任ぜられ,義良(ノリナガ)親王(のちの後村上天皇)を奉じて下向,鎮守府将軍を兼ねた。足利尊氏が建武政権に叛すると,親王を奉じて各地に転戦,和泉石津で戦死した。最後の出陣にあたって,六か条からなる諫奏(カンソウ)を後醍醐天皇に呈した。
- きたばたけ-あきのぶ 【北畠顕信】 (?-1380?) 南北朝時代の武将。親房の次男。兄顕家の死後,鎮守府将軍となり,東北地方の南朝勢力の中心として奮戦。