すじる 意味
- 【捩る】
身を曲げくねらせる。よじる。
「肩ぬぎて,目もあてられず―・りたるを/徒然 175」
- かすじる 【粕汁・糟汁】 酒粕を溶いて入れた汁。塩ザケ・塩ブリや野菜などを実とする。﹝季﹞冬。
- すじりもじる 【捩り捩る】 (1)身をさまざまにくねらせる。 「翁のびあがりかがまりて,…,―・り,ゑい声を出して/宇治拾遺 1」 (2)あちこちへ曲がりくねる。 「裏路畦路を―・りて藤井寺/浄瑠璃・冥途の飛脚(下)」
- すじ 【筋】 ※一※ ① (名) □一□ (1)細長く連なったもの。(ア)物の表面に細長くつけられたあと。線。 「白い―をつける」(イ)細長い縦縞。「羽に青い―の入った蝶」 (2)生物体に含まれる繊維状のもの。(ア)植物の繊維。 「ふきの―をとる」(イ)筋肉。筋肉の繊維。「―のある肉」「―を違える」(ウ)腱(ケン)。筋肉を骨に付着させているもの。「―を痛める」 (3)血管。 「青―を
- 嘆じる・歎じる たんじる ◎③ 〔サ変動詞「嘆ずる」の上一段化〕 「嘆ずる」に同じ。 「世相を―・じる」
- 準じる・准じる じゅんじる ◎③ 〔サ変動詞「準ずる」の上一段化〕 「準ずる」に同じ。 「給与は社員に―・じる」
- 閉じる とじる 閉める しめる
- 高じる・昂じる こうじる ◎③ 〔サ変動詞「高ずる」の上一段化〕 「高ずる」に同じ。 「病が―・じる」
- あお-すじ アヲスヂ [0] 【青筋】 (1) 青色の線。 (2) 皮膚を通して見える,太く浮き出た静脈。 ――を立・てる こめかみに静脈が青く浮き出るほど,激しく怒ったり興奮したりする。
- あら-すじ ―スヂ [0] 【粗筋・荒筋】 物語・事件・考えなどの大体の筋道。梗概(コウガイ)。概要。「映画の―」
- いえ-すじ イヘスヂ [0] 【家筋】 家系。家の系統。「お大名の―」
- いき-すじ ―スヂ [0] [2] 【粋筋】 (1) 花柳界など,粋な方面。「―の客」 (2) 男女の情事に関係する事。「―のうわさ」
- いと-すじ ―スヂ [2] 【糸筋】 (1) 糸のすじ。糸。 (2) 糸のように細いもの。「細い元手の―で/人情本・梅児誉美(後)」 (3) 琴・三味線などの弦。「常弄(モテアソビ)し―ならして/浮世草子・一代女 1」 (4) 物事の過程。すじみち。「思案の―が乱(モツ)れ出し/浮雲(四迷)」
- うすじ 【薄地】 布・金属などの厚みの薄いもの。うすで。 ⇔厚地
- うれ-すじ ―スヂ [2] [0] 【売れ筋】 同類の商品の中でよく売れているもの。売れゆきのよい商品。「―商品」
- えり-すじ ―スヂ [2] 【襟筋】 首の後ろの襟が触れるあたり。えりあし。
例文
- 粕汁(かすじる)とは、だし汁に酒粕を溶いた汁物、またはだし汁に味噌と酒粕を合わせたものを溶いた汁物のことで、具材にはにんじん、大根、魚等がよく使われる。