せきえい 意味
- 【石英】
二酸化ケイ素からなる鉱物。六角柱状または錐状の結晶。無色ないし白色で,ガラス光沢がある。流紋岩・花崗(カコウ)岩など多くの岩石の造岩鉱物,また砂・礫(レキ)などとして多量に存在。装飾品・窯業原料などに利用する。
→水晶
- 【隻影】
ただ一つのかげ。一つの姿。片影。
- しせきえい 【紫石英】 紫水晶(ムラサキズイシヨウ)の別名。
- し-せきえい [2] 【紫石英】 紫水晶(ムラサキズイシヨウ)の別名。
- せきえい-ぐん セキヱイ― [3] 【赤衛軍】 1917年,ボルシェビキの指導のもとに編制された労働者の武装部隊。赤軍の前身。 白衛軍
- せきえい-しゃ [3] 【石英砂】 (「せきえいさ」とも) 珪砂
- てつ-せきえい [3] 【鉄石英】 酸化鉄を含む石英塊。赤褐色または黄褐色で,庭石または床の間の置き物にする。
- ばら-せきえい [3] 【薔薇石英】 塊状をなし,紅白色ないし淡紅色を呈する石英。飾り石とする。
- せきえいぐん 【赤衛軍】 1917年,ボルシェビキの指導のもとに編制された労働者の武装部隊。赤軍の前身。 ⇔白衛軍
- せきえいしゃ 【石英砂】 〔「せきえいさ」とも〕 ⇒珪砂(ケイシヤ)
- せきえい-ガラス [5] 【石英―】 石英または水晶を電気炉で強熱し,溶解してつくったガラス。無色透明で普通のガラスに比べて耐熱性・化学的耐久性にすぐれ,また,紫外線も通す。化学器具・光学機器・光通信用ガラス繊維などに用いる。水晶ガラス。シリカ-ガラス。
- てつせきえい 【鉄石英】 酸化鉄を含む石英塊。赤褐色または黄褐色で,庭石または床の間の置き物にする。
- にゅう-せきえい [3] 【乳石英】 白色の乳濁を有する石英。不透明に近いものや,弱いタンパク光をもつものがある。
- ばらせきえい 【薔薇石英】 塊状をなし,紅白色ないし淡紅色を呈する石英。飾り石とする。
- せきえいはんがん 【石英斑岩】 火成岩の一。石英・正長石などの斑晶を含む。岩脈・岩株,また花崗岩の周縁の岩体として出現する。
- せきえいガラス 石英または水晶を電気炉で強熱し,溶解してつくったガラス。無色透明で普通のガラスに比べて耐熱性・化学的耐久性にすぐれ,また,紫外線も通す。化学器具・光学機器・光通信用ガラス繊維などに用いる。水晶ガラス。シリカ-ガラス。
- せきえい-はんがん [5] 【石英斑岩】 火成岩の一。石英・正長石などの斑晶を含む。岩脈・岩株,また花崗岩の周縁の岩体として出現する。
例文
- 石英を少量含むものは石英閃長岩(せきえいせんちょうがん、quartz syenite)とよぶ。
- 石英を少量含むものは石英モンゾニ岩(せきえいもんぞにがん、quartz monzonite、アダメロ岩ともいう)とよぶ。
- 衝撃石英(しょうげきせきえい、Shocked quartz)は、隕石衝突孔にできる珍しい石英で、通常の石英と異なる微細な構造がある。
- 岩手県交通一関営業所(いわてけんこうつういちのせきえいぎょうしょ)は、岩手県一関市にあり、主に一関地区の路線を管轄する営業所である。
- 以前は、流理構造の見られないものを「石英粗面岩(せきえいそめんがん、liparite)」と呼んでいたが、現在では流紋岩に統一され、石英粗面岩の名称は用いられない。
- 石英を含むものは石英閃緑岩(せきえいせんりょくがん、quartz diorite)と呼び厳密には区別するが、ほとんどの閃緑岩は石英を含み、石英を含まない純粋な閃緑岩はまず産出しない。
- 高硬度石英成形板(こうこうどせきえいせいけいばん)とは、天然石英の粉砕粒を少量のメタクリル酸メチル樹脂(アクリル樹脂の一種)などで固形化した素材であり、表面硬度が高く、耐摩耗性・耐久性に優れている。