せったく 意味
- 【拙宅】
自分の家をへりくだっていう語。
「ぜひ―へお越し下さい」
- せっ-たく [0] 【拙宅】 自分の家をへりくだっていう語。「ぜひ―へお越し下さい」
- せった 【雪駄・雪踏】 竹の皮の草履の裏に獣の皮をつけた履物。千利休が雪中で用いたのに始まるという。のちには,皮の上に金物を打ちつけた。せきだ。せちだ。 ――の土用干し 雪駄は干すとそっくり返るところから,そっくり返っていばっている人をからかっていう語。
- せっさ-たくま [1] - [1] 【切磋琢磨】 (名)スル (「琢磨」は玉や石を細工しみがく,の意) 「切磋」に同じ。「たがいに―して学問に励む」
- かさね-せった [4] 【重ね雪駄】 表を真竹の皮,裏を獣皮とし,間に淡竹(ハチク)の皮をはさんだ雪駄。
- けせった 【毛雪駄】 (1)「けせきだ(毛雪駄)」に同じ。 (2)女陰の異名。
- け-せった 【毛雪駄】 (1) 「けせきだ(毛雪駄)」に同じ。 (2) 女陰の異名。
- せったい 【接待・摂待】 能の一。四番目物。宮増作か。源義経が奥州平泉へ落ちて行く途中,屋島の合戦で討ち死にした佐藤継信の老母から接待をうけ,弁慶は継信の最期を語る。 ; 【接待・摂待】 (1)客をもてなすこと。 「湯茶の―」「取引先の社長を―する」 (2)陰暦七月,寺巡りの人々や往来の人々に仏家の門前に湯茶を用意してふるまうこと。門茶(カドチヤ)。﹝季﹞秋。《―の寺賑はしや松の奥/虚子》
- せったい-ざけ [3] 【接待酒】 人をもてなすために出す酒。ふるまい酒。
- せったい-ちゃ [3] 【接待茶】 往来の人などに施す茶。
- びくに-せった [4] 【比丘尼雪駄】 江戸時代,比丘尼{ (3) }が使用した雪駄。後ろの部分の革が踵(カカト)が隠れるように反り,ひねった鼻緒をすげたもの。
- かったく 【滑沢】 なめらかでつやのある・こと(さま)。 「殊更厚くして―なる紙一枚あり/竜動鬼談(勤)」
- かったく-ざい クワツ― [4] [0] 【滑沢剤】 錠剤を製造する時に加えられる物質。なめらかでつやを出す滑石(カツセキ)・ステアリン酸マグネシウムなどが使われる。
- くったく 【屈託】 (1)気にかかることがあって,心が晴れないこと。ひとつのことにこだわって,くよくよすること。 「―のない顔つき」 (2)疲れてあきあきすること。 「―した表情」「一語も発しないで,皆な―な顔をして/空知川の岸辺(独歩)」
- くったく-がお ―ガホ [0] 【屈託顔】 心配事のある顔つき。
- けったく 【決択】 えらびきめること。けっちゃく。 「学海に玉を拾へる論談を―して/太平記 36」 ; 【結託】 互いに心を通じて力を合わせること。多く,不正を行うためにぐるになることにいう。 「業者と―して不正をはたらく」