ちひつ 意味
- ちひ 【地被】 地面をおおっている雑草やコケ類など。
- ひつ 【畢】 二十八宿の一。西方の星宿。畢宿。あめふりぼし。 ; 【弼】 (1)律令制で,弾正台の次官。はじめ一名であったが,のちに大弼・少弼の二名になった。 (2)奈良時代,紫微中台の次官。 ; 【筆】 (1)ふで。 (2)ふでをとって書くこと。また,ふでで書いた文字・文章・絵画。 「貫之の―」 (3)助数詞的に用いて土地の一区画をいう。 「一―の土地」 ; 【蹕】
- そちひ 【措置費】 各法律に基づく福祉の措置に要する経費。社会福祉施設処遇に必要な人件費・維持管理費等を内容とする事務費と,利用者の直接処遇に要する生活費などの事業費からなる。措置費単価は厚生大臣が決定。
- ちひろ 【千尋】 〔「尋」は,両手を左右に広げた長さ。中世には「ちいろ」〕 非常な深さ・長さにいう語。 「―の海底」
- みちひ 【満ち干】 海水が満ちることと引くこと。満潮と干潮。干満(カンマン)。 「潮の―が激しい」
- あれちひき 【荒地引】 江戸時代,水害などで田畑が荒廃したとき免租すること。荒場引(アレバヒキ)。
- いちひめ 【市姫】 市神(イチガミ)としてまつられる女神。市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)であることが多い。
- うちひく いじめる。責めさいなむ。 「知らぬことにより―・き給ひつるこそいとわりなかりつれ/落窪 1」
- うちひさす 「宮」「都」にかかる。 「―宮へ上ると/万葉 886」 〔日のさす意で,宮・都をほめる語句か〕
- うちひさつ 「うちひさす」に同じ。 「宮」または同音を含む地名「三宅原(ミヤケノハラ)」などにかかる。「―三宅の原ゆひた土に足踏み貫き/万葉 3295」
- うちひしぐ 【打ち拉ぐ】 (1)ひどい打撃・衝撃などで気力や意欲をなくさせる。多く受け身の形で用いられる。 「たび重なる不幸に―・がれる」 (2)一気に相手を破る。 「只一打に―・がんと/太平記 32」
- うちひも 【打ち紐】 篦(ヘラ)で打ち込んで組み目をかたく作った紐。組紐。うちお。
- うちひらく 【打(ち)開く】 (1)勢いよくあける。 「門を―・く」 (2)広々としている。開けている。 「是は聞及うだよりは―・いた景のよい庭ぢやなあ/狂言・萩大名(虎寛本)」 〔(2)は自動詞〕
- おちひばり 【落ち雲雀】 空から舞い降りるヒバリ。﹝季﹞春。
- くちひき 【口引き】 「口取り{(2)}」に同じ。 「―の男/徒然 106」