ちょうだい 意味
- 【町代】
江戸時代,町年寄・町名主の補助をするための町役人。江戸では書役(カキヤク)ともいい,自身番に出勤して文書作成などの事務にあたり,大坂では,町会所に出勤してすべての町務を代行した。京都では町年寄をしのぐ勢力となり,全市を一五区に分け一七人の町代が世襲して分掌・支配し,町奉行所にも出仕した。
- 【頂戴】
(1)もらった物などをうやうやしく頭上にいただくこと。
「賞状を―してひきさがる」
(2)もらうことをへりくだっていう語。
「結構なものを―する」
(3)食べることをへりくだっていう語。
「もう十分に―しました」
(4)物をくれ,物を売ってくれと促す時に用いる語。下さい。
「おやつ(を)―」「イワシを三匹―」
(5)動詞の連用形に助詞「て」の付いた形や,動詞の未然形に「ないで」の付いた形に接続して,補助動詞の命令形のように用いて,親しみの気持ちをこめて相手に求める意を表す。…てください。
「この本を見せて―」「ここにすわらないで―」
〔女性語や幼児語として用いられることが多い〕
- 【長大】
(1)長くて大きいこと。背が高く大きいこと。また,そのさま。
⇔短小
「―なる岩壁」
(2)背丈。
「一人の神あり,―一丈余也/今昔 7」
(3)成長すること。成年に達すること。
「太子,年已(スデ)に―に成り給ひぬ/今昔 1」
﹛派生﹜——さ(名)
- 【帳内】
「ちょうない(帳内)」に同じ。
- ちょうだい-もの チヤウ― [0] 【頂戴物】 頂戴した品物。いただきもの。
- おなみだ-ちょうだい ―チヤウダイ [2] 【御涙頂戴】 映画・演劇などで,観客の悲しみを誘い,甘い感傷の涙をしぼらせるように作ること。また,その作品。
- ちょうだいがまえ 【帳台構え】 書院造りで,座敷の床の間や違い棚に向かって,付書院の反対側に設けられる装飾装置。鴨居(カモイ)を低く,敷居を高くし,丈の低い華麗な襖(フスマ)をたてる。帳台(寝室)の入り口の形式が装飾化したもの。納戸構え。
- ちょうだいもの 【頂戴物】 頂戴した品物。いただきもの。
- ちょうだい-がまえ チヤウ―ガマヘ [5] 【帳台構え】 書院造りで,座敷の床の間や違い棚に向かって,付書院の反対側に設けられる装飾装置。鴨居(カモイ)を低く,敷居を高くし,丈の低い華麗な襖(フスマ)をたてる。帳台(寝室)の入り口の形式が装飾化したもの。納戸構え。
- おなみだちょうだい 【御涙頂戴】 映画・演劇などで,観客の悲しみを誘い,甘い感傷の涙をしぼらせるように作ること。また,その作品。
- ちょうだいのこころみ 【帳台の試み】 平安時代,毎年11月の中の丑の日に天皇が常寧殿において五節の舞姫の舞稽古を見る儀式。五節の試み。
- ちょうだい-の-こころみ チヤウ― 【帳台の試み】 平安時代,毎年11月の中の丑の日に天皇が常寧殿において五節の舞姫の舞稽古を見る儀式。五節の試み。
- とうだいじ-けんもつちょう ―チヤウ 【東大寺献物帳】 奈良時代に朝廷から東大寺に献納された宝物真蹟の目録。「国家珍宝帳」「種々薬帳」「屏風花帳」「大小王帳」「藤原公真蹟屏風帳」の五巻。正倉院に現存する。
- ちょうだ 【長打】 野球で,二塁打・三塁打・本塁打をいう。ロング-ヒット。 「チャンスに―する」 ; 【長蛇】 (1)長く大きなヘビ。 (2)長く延び続いているもののたとえ。 「切符を求めて―の列ができる」 ――を逸(イツ)・する 惜しい物・人・機会などをもう少しのところで取りのがす。 「遺恨なり十年一剣を磨きたれども流星光底に―・せるは/山陽詩鈔」
- ちょうだつ 【超脱】 (1)世俗の気風から脱すること。 「善悪を―したる一歩高き人となる事を得べきか/うらおもて(眉山)」 (2)ぬきんでること。 「類型を―する」
- ちょうだん 【長談】 ながばなし。 「思はず―して恐らくは音楽を妨げしならん/花柳春話(純一郎)」 ; 【跳弾】 装甲板や壁・岩などに当たってはねた銃弾。 「―による負傷」
- きょうだい 【兄弟】 (1)あにとおとうと。また,その間柄。けいてい。 ⇔姉妹(シマイ) (2)両親または片親を同じくする間柄。また,その間柄にある人々。あに・おとうと,あね・いもうとなどの関係。 「腹違いの―」「―げんか」 (3)結婚や養子縁組などで,新たに生じた,義兄・義弟,義姉・義妹などの間柄。また,その間柄にある人々。義兄弟。 「義理の―」 (4)「兄弟分(ブン)」に同じ。 (5)
- しょうだい 【唱題】 〔仏〕 経の題目を唱えること。特に日蓮宗で,「南無妙法蓮華経」と唱えること。 ; 【昭代】 よく治まっている世。太平の世。 ; 【昌代】 栄える御代(ミヨ)。昌世(シヨウセイ)。 ; 【上代】 上卿(シヨウケイ)の代理。 ; 【招提】 〔梵 caturdiśa の音訳から生じた語。元来は四方の意〕 寺院。 「五山第二の―なれば/太平記 40」
- じょうだい 【上代】 姓氏の一。 ; 【上代】 (1)大昔。昔。以前。 「―こそ猶も目出たけれ/平家 11」 (2)日本の歴史上の,特に文学史・国語史における時代区分の一。主として,奈良時代にあたる。 (3)王朝風であること。転じて,おっとりとしていること。 「職員生徒悉く―樸直の気風を帯びて居る/坊っちゃん(漱石)」 ; 【城代】 (1)城主の留守中,城を守る人。 (2)江戸幕