つぶつぶの 意味
- つぶつぶ 【円円】 肥えふとっているさま。 「いと白うをかしげに,―と肥えて/源氏(空蝉)」 ; 【粒粒】 つぶ状のもの。つぶ。 「顔に―ができる」 ; (1)水の流れる音を表す語。 「岩間の水の―ときこえ知らせ給ふべき程だになく/狭衣 1」 (2)(水などが)粒のようにほとばしり出るさま。 「女いらへもせで―と泣きぬ/落窪 1」「刀に従ひて血の―と出で来けるを/宇治拾遺 4」
- ぶつぶつ ※一※ ① (副) (1)小声でつぶやくさま。 「何か―言いながら歩いている」 (2)不平不満などを大っぴらでなく,言うさま。 「どう分配しても誰かが―言う」 (3)小さな穴や突起がたくさんあるさま。粒立っているさま。 「鶏の皮みたいに―(と)している」 (4)小さな泡を出しながら煮立ったり,湧き出たりするさま。 「お粥(カユ)が―(と)煮えてきた」「ガスが―(と)吹き出す」
- つぶ 【粒】 ※一※ ① (名) 〔円(ツブラ)の意か〕 (1)まるくて小さいもの。 「大きな―の真珠」「豆―」 (2)人や物が集まった場合,その一つ一つの大きさや質。 (3)小銭のこと。 (4)植物ムクロジの異名。 ※二※ (接尾) 助数詞。丸くて小さいものを数えるのに用いる。 「豆を一―二―と数える」 ――が揃(ソロ)・う 質が高く,すぐれたものが揃っている。 ; 【
- いしつぶつ 【遺失物】 (1)落とし物・忘れ物。 (2)〔法〕 所有者の意思によらずにその所持を離れた物で,盗品ではない物。
- いつぶつ 【逸物】 「いちもつ(逸物)」に同じ。
- かつぶつ 【活仏】 (1)生き仏。生き如来。 (2)ラマ教で,仏・菩薩・聖僧などの転生者と考えられている高僧。ダライ-ラマなど。 ; 【活物】 生きて盛んに活動しているもの。生き物。
- けつぶつ 【傑物】 ずばぬけてすぐれた人物。
- ざつぶつ 【雑物】 雑多なもの。こまごまとしたもの。
- じつぶつ 【実物】 実際の物。現物。 「見本だけで―は見たことがない」
- じつぶつ-だい [0] 【実物大】 実物と同じ大きさであること。原寸大。「―の模型」
- せつぶつ 【節物】 四季折々のもの。その時節のもの。 「卯花…郭公(ホトトギス)と云ふは,皆夏の―である/伊沢蘭軒(鴎外)」
- てつぶつ 【鉄仏】 鉄による鋳造の仏像。日本では鎌倉後期に盛んにつくられ,関東地方・愛知県に遺品が多い。
- じじぶつぶつ 【事事物物】 すべての物事。あらゆる事柄。
- ぶつぶついう 叫ぶ; 不平をいう; 愚痴をこぼす
- ぶつぶつ言う 文句する; ぼやく; とやかく言う
例文
- ああ おしっこはつぶつぶのは起こらんよ お母さんに怒られるよ