なが 意味
- 【長・永】
〔形容詞「長い」の語幹から〕
(1)他の語の上または下に付いて複合語をつくり,ながいことの意を表す。(ア)相対的に長い形であることを表す。
「―袖」「足―」(イ)時間的に長く続くことを表す。「―雨」「―わずらい」(ウ)気持ちなどがのどかでのんびりしているさまを表す。「気―」
(2)「長掛(ナガカケ){(1)}」の略。
「お年寄さま方は長かけと申して―をおかけ遊ばす/滑稽本・浮世風呂 3」
- ながなが 【長長・永永】 (1) ③◎ 時間の非常に長いさま。 「―(と)おじゃまいたしました」 (2) ③ 物が長く伸びているさま。 「―と寝そべる」
- … ながら 間; 時
- あし-なが [0] 【足長】 (名・形動) (1) 足が長いこと。 (2) 遠くまで行くこと。(船の)航海距離が長いさま。「―に出たほどに兵糧よろづが大義/蒙求抄 6」 (3) (山海経(センガイキヨウ)) 足が非常に長いという想像上の人間。手長(テナガ)とともに清涼殿の荒海の障子に描かれていた。
- えなが 【柄長】 スズメ目エナガ科の小鳥。全長約13センチメートル。頭の上部と顔・腹は白く,北海道の亜種以外は眉状の黒線が背に達する。尾は黒く,体に比べてかなり長い。各地の森林にすみ,クモの糸で木にくくりつけた袋状の精巧な巣を作る。
- え-なが [0] 【柄長】 スズメ目エナガ科の小鳥。全長約13センチメートル。頭の上部と顔・腹は白く,北海道の亜種以外は眉状の黒線が背に達する。尾は黒く,体に比べてかなり長い。各地の森林にすみ,クモの糸で木にくくりつけた袋状の精巧な巣を作る。
- おなが 【尾長】 スズメ目カラス科の鳥。全長37センチメートル内外で,そのうち尾が20センチメートル以上を占める。頭部は黒く,背面は美しい灰青色,腹面は灰白色で,カラス科にしては華やかな羽色。雑食性で,雑木林にすむが,冬は人家の近くに集まる。群れをなして,大声で騒がしく鳴く。中国およびイベリア半島に分布し,日本では本州の東半分に生息。
- おも-なが [0] 【面長】 (名・形動) [文] ナリ (1) 顔が長めなこと。また,その顔やさま。「―な女性」 (2) 気長なさま。のんびり。「気も―に夏の日や/浄瑠璃・恋女房」 (3) お人よしであるさま。まぬけ。「かく―なる大臣にあはるる女郎,嘸(サゾ)や心憂かるべし/浮世草子・色三味線」
- お-なが ヲ― [0] 【尾長】 スズメ目カラス科の鳥。全長37センチメートル内外で,そのうち尾が20センチメートル以上を占める。頭部は黒く,背面は美しい灰青色,腹面は灰白色で,カラス科にしては華やかな羽色。雑食性で,雑木林にすむが,冬は人家の近くに集まる。群れをなして,大声で騒がしく鳴く。中国およびイベリア半島に分布し,日本では本州の東半分に生息。
- かみ-なが [0] 【髪長】 (1) 髪が長いこと。 (2) 僧をいう斎宮の忌み詞。「つくづく―並め据ゑて/今鏡(打聞)」 (3) (近世語) 婦人のこと。「名に聞きし花鳥・八島・花川といへる―を定めもあへずそこ 寝て/浮世草子・一代男 3」
- きせ-なが 【着背長】 鎧(ヨロイ)の別名。特に,大将が着るものについていう。「何によつてか一両の御―を重うはおぼしめし候ふべき/平家 9」
- きなが 【気長】 のんびりしていて焦らないさま。また,そういう性質。 ⇔気短 「―に待つ」
- きれ-なが [0] 【切れ長】 (名・形動) [文] ナリ 目尻が細長く切れ込んでいる・こと(さま)。「―の目」
- くき-なが 【茎長】 (形動ナリ) 槍・長刀(ナギナタ)などを構えるとき,柄の石突きに近い方を持つさま。柄を長く使う。 茎短 「藤沢入道長刀を―に取りて/義経記 2」
- こなが 【小菜蛾】 クチブサガ科の蛾。開張1.5センチメートルほど。前ばねに白斑がある。幼虫は体長1センチメートルほどの青虫で,アブラナ科の植物の葉を食害する。暖地では年間に一〇世代以上を繰り返し発生する。全世界に分布。
- さや-なが [0] 【鞘長】 ヤリイカの異名。
例文
- 彼女はその知らせをあえぎながら伝えた。
- 彼はその光景を見ながらただ立っていた。
- 彼女は僕に微笑みかけながら一曲歌った。
- わずかながら稼いだ金を彼は本に使った。
- 夜になると彼女はお月様をながめました。
- 楽しく歌いながら、彼らは家路についた。
- 残念ながら私は君の要求を満たせません。
- 全ての言語がお互いにつながっています。
- 彼女は急に泣きながら立ち去っていった。
- 残念ながら今日はこれで終わりにします。