びくびくした 意味
- びくびく (1)恐怖や不安に恐れおののいているさまを表す語。 「いつしかられるかと―している」 (2)体の一部などが小刻みに震え動くさまを表す語。 「体を―(と)動かす」
- びくびく-もの [0] 恐ろしいことや困ったことが起こりはしないかと心配して,不安と緊張の状態にあること。
- びくびくする 身振する; 打震える; 震戦く; 身震いする; がくがく; 揺らぐ; 震撼する; 震慄する; 身震する; がたがたする; 怖がる; 戦慄く; 震わせる; 顫動する; ぶるぶるする; 震う; 戦く; 打ち震わす; 震わす; 震える; 戦慄する; 恐れる; 身振いする; 顫える; ガタガタする; 震え上がる; 震い戦く; 打震わす; ぴくぴく; わなわなする; 震いおののく; 打ち震える; 震えあ
- びくびくもの 恐ろしいことや困ったことが起こりはしないかと心配して,不安と緊張の状態にあること。
- くびくくり 【首縊り】 「首吊(クビツ)り」に同じ。
- びく 耳たぶ。耳朶(ジダ)。 「耳の―が薄くおはしけり/太平記 9」「ミミノ―/日葡」 ; 【魚籠・魚籃】 魚釣りなどの折に,とった魚を入れておく,竹・網などで作った籠(カゴ)。 ; 【尾句】 (1)漢詩で,律詩の最後の二句。 (2)和歌の第三句以下。または第五句。 →頭句 →発句
- びくしゃく じたばたするさま。 「共に発心御供などとて―せば,今生・後生の勘当/浄瑠璃・津国女夫池」
- びくしょう 【微苦笑】 微笑とも苦笑ともつかぬ笑い。かすかなにが笑い。 「―を浮かべる」 〔久米正雄の造語〕
- びく-びく [1] (副)スル (1) 恐怖や不安に恐れおののいているさまを表す語。「いつしかられるかと―している」 (2) 体の一部などが小刻みに震え動くさまを表す語。「体を―(と)動かす」
- はっぴゃくびくに 【八百比丘尼】 伝説の一。人魚の肉など特に変わったものを食べたため,娘の姿のまま老いることなく八百歳まで生存したという比丘尼の話。若狭(ワカサ)国小浜に結びつけて説くものが多い。
- おびく 【誘く】 だまして誘い寄せる。 「遠矢を射させてぞ―・きける/太平記 14」 〔歴史的仮名遣い「をびく」か「おびく」か未詳〕
- さびく さっかける; ひっかける; 破ける; 裂ける; ほつれる
- しびく 感触などで,それとなく調べてみる。 「ちやくと袂で―・いて見/浄瑠璃・先代萩」
- すびく 【素引く】 (1)弓の弦を引いて,張りの強さをためす。 「ユミヲ―・ク/ヘボン(三版)」 (2)気をひく。試みる。 「気はありやなしやと―・く隅田川/柳多留 3」 (3)痙攣(ケイレン)を起こす。 「腹鳴合て,―・き合へり/今昔 28」
- せびく 【背低】 背が低いこと。また,背の低い人。
例文
- いつもびくびくした態度で非常に幼い外見。
- 「びくびくした、不安な、面倒な、厄介な」。
- 魅力がなく、人の目をうかがうようなびくびくした性根の持ち主だが、実のところ抜け目がなく、金を使って《虎の威を借る狐》を地で行く青年。