ふきあげる 意味
- 【吹(き)上げる・噴(き)上げる】
(1)風が吹いて物を高く舞い上がらせる。
「風が木の葉を―・げる」
(2)水や水蒸気が上にある物を勢いよく持ち上げる。
「蒸気がやかんの蓋を―・げる」
(3)液体や気体を穴から勢いよく飛び上がらせる。
「鯨が潮を―・げる」「間欠泉が蒸気を―・げる」
(4)風が低い所から高い所に向かって吹く。
「谷から風が―・げる」
(5)笛などを高い調子で吹き鳴らす。
「尺八の笛などの大声を―・げつつ/源氏(末摘花)」
- ふきあげ 【吹上】 (1)埼玉県中北部,北足立郡の町。荒川東岸の低地に位置する。 (2)鹿児島県,薩摩半島西岸の町。東シナ海沿岸は吹上浜。 ; 【吹(き)上げ・噴(き)上げ】 (1)風の吹き上げてくる所。 (2)吹き上がる水。噴水。﹝季﹞夏。 (3)室町末から江戸初期の女性の髪の結い方の一。髪をふくらませて髷(マゲ)をあげるもの。
- ふきあげ-はま 【吹上浜】 鹿児島県,薩摩半島西岸の砂浜海岸。串木野市から加世田市まで南北約47キロメートル。キャンプ場・海水浴場などがあり,県立自然公園。
- かきあげる 【舁き上げる】 かつぎあげる。 「棺(カン)を―・げて/阿部一族(鴎外)」 ; 【書(き)上げる】 (1)最後まで書いて完成させる。書き終える。 「論文を―・げる」 (2)一つ一つ書いて並べる。書き立てる。 「注意事項をもれなく―・げる」
- せきあげる 【咳き上げる】 (1)悲しみや怒りの気持ちが胸にあふれ突き上げてくる。 「俄(ニワカ)に胸が―・げるやうに悲しくなつて/疑惑(秋江)」「短気の団七ぐつと―・げ/浄瑠璃・夏祭」 (2)しきりに咳をする。せきこむ。 「にはかに―・げてあへなく絶え入り給ひぬ/有明の別」
- だきあげる 【抱(き)上げる】 抱いて上にもちあげる。 「赤ん坊を―・げる」
- つきあげる 【突(き)上げる】 (1)下の方から突いて上の方へ押しあげる。また,勢いよく上へあげる。 「天井板を―・げる」「握りこぶしを―・げる」 (2)下位にある者が上の者に強く働きかけて圧力をかける。 「執行部を―・げる」 (3)感情がおさえきれずに胸に満ちる。 「悲しみが胸に―・げる」 ; 【築き上げる】 土や石などを高く積み上げる。きずきあげる。 「砦守る城―・げて/海潮音(
- ひきあげる 【引(き)上げる・引(き)揚げる】 (1)ひっぱって上にあげる。 「線路に落ちた人をホームに―・げる」「舟を浜に―・げる」 (2)程度や値を高くする。 「関税を―・げる」「金利を―・げる」 (3)いままでいた所を引き払って,もとの所ヘ戻す。また,もとの所へ戻る。 「軍隊を―・げる」「外地から―・げる」「もう遅いから―・げよう」 (4)取りもどす。 「投下した資金を―・げる」「派
- まきあげる 【巻(き)上げる】 (1)巻いて上に引き上げる。 「碇(イカリ)を―・げる」 (2)風が物を舞い上がらせる。 「突風が木の葉を―・げる」 (3)うまいことを言ったり,おどしたりして金品を奪い取る。 「金を―・げる」 (4)すっかり終わりまで巻く。
- やきあげる 【焼(き)上げる】 じゅうぶんに焼く。また,焼いて仕上げる。 「パンを―・げる」
- 吹きあげる 噴きあげる; 射出する; 噴き出る; 噴出る; 奔出する; 噴出する; 放出する
- 噴きあげる 射出する; 噴き出る; 吹きあげる; 噴出する; 放出する; 奔出する; 噴出る
- 巻きあげる 巻上げる; 騙す; 誑かす; あげる; 詐取する; 誑し込む; 誑込む; 担ぐ; 欺罔する; 誑る; まやかす; 嵌め込む; 鴨る; 誑しこむ; 詐る; 誑す; 謀つ; 謀る; 騙る
- 引きあげる 退座する; 上げる; 退出する; 引揚げる; 引き揚げる; 引き上げる; 引上げる; 退席する; 増額する; 増俸する; 罷出る; まかり出る; 罷り出る; 高める; 退く; 罷る; 罷りでる; 上向ける; 増す; アップする
- 書きあげる 書上げる
- 磨きあげる 研き上げる; 洗錬する; 磨く; リファインする; 研ぎあげる; 洗練する; 磨ぎあげる; 磨き上げる; 研上げる; 洗煉する; 磨ぎ上げる; 研く